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2011年08月12日

学びをとらえる視点

学びをとらえる視点を教師が持たなくてはなりません。
「楽しかったらいい」とだけ思っていると、その視点は持っていないといえる。しかし、学ぶ場であるためには、自分をしっかり表現できる守られた空間であり、楽しい場である必要がある。
なので、「学ぶための場として、本当に一人一人が楽しいと身体で感じる場をつくっている」という意識を教師が持って、「楽しい場だ」と、語りたい。

子どもの学びも、いろんなスパンがある。
「この3年間で学び成長したこと」、「この学年で」、「この学期に」、「この数日間で」、「今・ここで」と、いろんな長さで教師は見ていく目が大事である。
「そういえば、A君は、三輪車に座るだけで、前に足でこぐことができなかったけど、自分でこげるようになったわね」というような、A君の学びもある。
朝母親と別れて泣いているB君に、「みんなさびしいからなかなかてもいいよ」とそばで言っている同じ三歳の子どもは、さらに優しくなる心の芽を大きくしている学びの姿だと私はとらえている。

小学校では、この時間に「二桁の足し算」が学べた。そして、その時間にテストすると、学びが十分かどうかが評価できる。
幼稚園は、具体例でしか、学びは見とれない。
この「学びを見取る目」を教師が持っているのかどうか。
日々の生活の中にいっぱい転がっている。その目があれば、それを見て、それをうつす鏡になってその子にも自分の素敵さを見せてあげられるし、周りの子にもその子の素敵さをうつしてみんなに見せてあげることも出来る。
 だから、さらにそのような学びがさらに生まれて出てくる。

 教師は、人的環境と言われる。幼稚園は、まず、この人的環境が充実した場でありたい。
 教師は、園児にとってもっとも重要な存在なのだ。幼児を愛して笑顔で受けいれる教師。自分を研修し自分の資質向上に努めようとしている教師。自分が開かれていて、親が気軽に話せ、相談相手になることが出来る教師。

 園環境が整い、自然環境の備わった場でありたい。
 幼児は、自発的な遊びを通して、心も体も頭も発達する。そのためにも安全で、のびのびと活動でき、人の友達だけでなく、周りに動植物の生き物がある場でありたい。

 さらに、体験活動などの充実した諸行事が用意され、人(地域の人・高齢者・祖父母・父母・小学生)との交流・もの(花や野菜、虫、)との関わり・こと(季節の行事・地域の行事)との出会い。このようないろいろなものとの体験や交流を通して、豊かな心や人間性を高め合う教育の場でありたい。
 その際、必ずその行事でどんなことを教師が願っているのか、子どもの学びとどうか変わっているのかを明らかにしてから行事を行う必要がある。

 そして、生活習慣の基本となること、あるいは、道徳性の芽生えを大事に育てる教育の場でありたい。
歯磨き習慣。手を洗う習慣。また、友達に優しくしたり、やさしく教えてあげたり出来ることである。



 今後の幼稚園の進む道として、私のいる園で大事にしているように、地域に開かれ、地域と共にある幼稚園を勧めていく必要がある。具体的には、園庭芝生化をし、園庭を開放している。また、図書室の本を地域の方にも貸し出しをしている。
 それと、子育て支援である。私の園では「井戸端子育て会議」「サークル活動」を設けている。また、教育相談にも対応していく必要がある。
 このような地域での幼児教育センターとしての果たすべき役割が大事にされなければならないと考える。

  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)