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2016年01月30日

「ボール投げ記録」から

「環境による教育」と言われます。
まさしく、そのことが、記録によって目に見える結果が得られたのです。おもしろいお試しなのです。

5歳児の「ボール投げ記録」を6月と、12月にとったのです。

・ボール投げ遊びの場を造った園は、クラス平均、1メートル40センチののび。
・比較園は、1つの園が60センチののび。あとひとつが10センチののび。

この実践文は、あるところに論文として出しています。
結果が出てから、ここでも詳しく出したいと思います。

でも、なげる環境をつくるだけで、伸びしろのあった、子どもの可能性が出てきているという本当に正直な結果がでているので、おもしろいのです。
・・・・・・・
「記憶より記録」が口癖です。
年に1つは、自分のささやかな実践を書き残すのは、実践者として当たり前のことです。・・・と、鳴門大学院での先生に学んだように思えます。
今年は、2本かきました。
実践者としては、最後になる予定です。

ずいぶん楽しませてもらいました。
幼稚園での教師生活をするとは、思ってもないものでした。
しかし、有難い数年を過ごさせてもらいました。
定年で、園長としても、後2ヶ月です。

2月は、することは、整理ですね。
難しいのは、教師の「自己成長」。
人生でも、結婚や、子どもの誕生と行った、何か特別なことが起こらないと、軌道修正ができないように、教師の成長も、
そばから、あどばいすするというくらいでは、変化にまでは至らないのでしょう。

・「大きい声でどらるような子どもへの指示をしていると、その保育者は教育実践者として、保護者からの信頼を得ることはできません」
でも、力量がなければ、・・・
・「書類の処理を期日を守らなければ、勤め人としての信頼を得られません」
でも、力量がないと、守れなくなってしまう、
・「自分の立場の仕事を積極的にすすめることがだいじです」
でも、力量がなければ、その立場のリーダーとしてのやくわりを演じられない。

自分がそうだったと振り返ります。
40歳まで、記録をとれなかった自分があります。

パソコンがでたので、記録をとるようになったのですから・・・。
当時に、近畿特別活動での発表者になったという機会があり、・・・記録をとるようになったのです。

何かがなければ、・・・記録の良さ、大事さ・・・がわかる機会があれば、記録を刷るようになるのでしょう。
たまたま、私にその機会があったと言うことだけです。
記録という子が大事だと分かる機会があったことが、運が良かったのです。

園長として、
人を育てることが、弱かったと、反省します。
しかし、水場までは、連れてくることができても、無理矢理水を飲ませることはできません。

平凡な自分には、・・・
人格的に・・・感化できない・・・自分のいたらなさでしょう。
反対に言えば、自分はかえられても・・・他人を変えようというのは、おこがましいことなのです。
「過去と、他人はかえられない」と、思うことです。

私も、チャンスがあり、自分が変化しようとしたときに、記録をとるなど、変化したのですから・・・。

かえようでなく、
最終的に、失敗しないように、サポートし、その人が、今のその人なりにがんばっている姿を評価することが大事と思っています。
しかし「もう少し、こうできないのか・・・」と、ついつい、思ってしまうのですよね。
私の30年前の姿より、すばらしいのですから、・・・すごいことです。
そう思うと、私の周りの先輩も、ずいぶんあぶなかしい私を見守っていてくれたことでしょう。
申し訳ないことです。

しかしながら、後残りも2ヶ月
感謝ばかりです。

この不思議な・・・小学校教師から、幼稚園の園長に・・・自分のあゆみに、
ほとけさんがついているとしか思えないような、ありがたさを感じています。



  
Posted by 未来 at 22:02Comments(0)・幼稚園雑感