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2008年09月30日

出会いを援助する

「あいつ、・・・するって言ってる」と、いう4才の子どもの言葉で、その前にいた3才の子どもが泣いた。あいつといわれたのがいやだったという。

 今、異年齢交流の遊び時間を設けている。2学期から週に2.3回、一回を1時間以内で実施している。今日は、4回目である。
上の出来事は、その際の、1つのゲームの場所でのことである。

 そこにいた教師が、そんないいかたをしたらいやな気持ちになるということを確認しながら、「名前を知らなかったからやね。そんなときは、名前を教えてっていったらよかったんだね。名前、教えてくださいって聞いてごらん。」その4才の子が3才のこの名前を聞いたようである。そして、言い直すことを指導したようである。
 その話を、放課後の教師のふり返りの時間にその先生が全体に報告すると、4才児の担任が「それでつながりました。その子が『ぼく○○君の名前を覚えた』と、嬉しそうに報告してくれたのです。」と、全体に紹介してくれました。

 その遊びの場にいた先生が、「そんな言い方したらダメ」とだけ、しかるだけの指導をしていたなら、自分のクラスにもどってから、担任の先生に嬉しそうに名前を覚えたと報告することにはつながらなかったと思います。的確な指導をして、名前を聞いてごらんと、ゆっくりと指導したからこそ、その4才の子は、その遊びが終わり部屋に戻ったときに担任に嬉しそうに報告が出来たのです。

 子どもが、何か失敗をしたとは、そこにいる教師がどうそれに関わり、どのような支援をするかで、そのあとの結果が全く違ってきます。このように、ピンチをチャンスに出来るような指導をしたいと、先生方の会議でこの話を聞きながら思いました。



 そうそう、・・・・・今日の午後のことです。
 お帰りが近づいてきた時間、私が水槽のところで熱帯魚にえさを少しあげて見ていると、そこに座り込んで、一緒にじっと見だした子がいました。担任の先生としては、早くお帰りの用意をしてほしいと思っています。
 でもその先生は、・・・お魚さんが食べているのを見てから、お片付けに戻っておいでね・・・と、その子に声をかけて、お部屋に行かれました。私なら、自分本位に・・・・早く来なさい。みんなお片付けして帰りますよ・・・なんて、声をかけてしまうように思います。
 3才の子が、どちらの言葉をかけられても、見ている時間はそんなにかわりません。「早く来なさい」より「見てから」というほうが、その子にとっては、自分の意志で 、「見るのをやめて、次の行動をする」ということを、自分で判断できる言葉の投げかけのように思いました。
 自分がイライラし不安定なら、こんなにゆとり持った言葉の投げかけが出来るだろうか。子どもに関わる教師は、心の安定した状態であることが、本当に大事だなあと、その先生の子どもにかける言葉を聞きながら思いました。
 3才の子どもは、じっと水槽の中を眺めていましたが、しばらく見たら、自分でお部屋の方にかろやかに戻っていきました。
Posted by 未来 at 18:32│Comments(0)
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