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2014年04月28日

行動の中での学び

小さな電車をプラレールというらしい。三歳の保育室では、プラレールの電車が人気である。しかし、自分の気に入ったプラレールは、すでに手に持っている友達がいる。
さて・・・。
貸してと、言うのか。
そのおもちゃを友達が離すのをじっと待っているか。
あきらめて違う遊びをするのか。
力づくで取り上げるか。
その場でどのように行動するのか、子どもは常に判断をして行動している。
このような日々の遊びの中の「判断して行動する」ことが、とても値打ちのあることだと思う。

「とっさにカム」という行動に出る子もいる。「泣く」という子もいる。「殴る」という子もいる。
大人になったときにとても必要な交渉術を三歳になって初めて社会に出てきた、幼稚園ですでに学んでいる。

「遊びは、学び」と、よく言う。
このように、日々の遊びの中で「自分で判断して、行動する」子どもの姿を見ていると、子どもなりに厳しい社会の中で日々生き抜いている姿があり、一つ一つの体験からさまざまな、「生きる力」を学んでいるように感じる。  
Posted by 未来 at 01:26Comments(0)

2014年04月26日

「環境を通して行う教育」

幼稚園に勤めて、7年目でしょうか。
一番、実感するのが「環境を通して行う教育」ということです。
小学校教員をしていた頃よりも、自分自身が、花との距離が近くなったり、野菜との距離が近くなりました。花の苗や、球根を植えて、四季を感じる自分になったように思います。小さな花を見ることが出来るようになったと思います。

ところで、昨日ある園で会議がありました。
園庭のチュウリップの咲き終わったプランターが目に入りました。「ここもちゃんとやっているなあ」と、感心したのです。チュウリップが咲き終わったら、軸の所から切って、球根の栄養が上に行かないようにすると言うことを、私も教えてもらい、自園もそうしているのですが、この幼稚園もそれをちゃんとできていました。
何気ないことですが、ここの幼稚園教育がちゃんとしているように思ったのです。きっと、そこの教頭先生が、園庭の花壇等の環境を意識してこうできているのだろうなあと、密かに思うのです。

小学校で勤めていて、自然との距離が今よりも遠いときは、チュウリップが咲き終わってからの軸を切り落としているかどうかなどには、目がいきませんでした。

自分たちが、日々の暮らしをしている環境は、生活の一部です。その環境の中で、その環境のように育っていきます。
知らず知らず吸っている空気のように、毎日生活している幼稚園環境をどのようなものに創るかが、大事です。園に毎日、園児を送り迎えするために保護者も必ず来ます。保護者も知らず知らずその園の環境の中で、その園の空気を吸っているのです。園児だけでなく、保護者も教師も環境の中でつくられていきます。それが「環境を通して行う教育」です。
 私は、「笑顔で、楽しく子どもに接する」姿を見ていただくことが、保護者も自分の姿を見ているように思い、自分の子どもと関わることがより楽しいものであると教師の関わりに重ね合わせてみてくれているように思います。
そして、「肯定的に見る」見方を感じ、保護者自身も、わが子を自然と肯定的に見るようになるような空気を大事にしたいと思います。
そして、「わが子が遊ぶ様子を見ることの出来る」環境。自園では、いつでも参観が出来るということと、園庭の南側にずいぶん長い長いすを置き、園庭で、砂場で、ブランコで、鉄棒で遊ぶ様子を自然と見られるようにしています。
また、「本が身近にある」環境も大事と思っています。玄関横の部屋を図書室とし、借りやすい場所で、毎日借りることが出来る環境にしています。また、蔵書リストがあり、園にある本が五十音順にまた、その書棚も一目瞭然になった、本のリストが置かれています。これは、自慢できる図書環境だと思っています。
これは、私自身が、中学校・高校時代図書部部長をしていたから、図書に関心があるだけでなく、保護者の有能な人材があるからこそ、このような環境になっているのです。本当にありがたく思っています。

さて「環境を通して行う教育」という言葉がいつも一番意識しています。
今の環境の中で、子ども達が主体的にその環境に関わって、その環境の中で、多様な豊かな体験をし、自然と成長している「園(その)」を演出しているのが幼稚園なのです。
「花園(はなぞの)」のような「幼児の園(その)」である環境。大事に創って行きたいです。

今年は、園長となり、1つだけ環境を変化させる予定です。前の勤めた幼稚園をそのような環境にしたのです。それが良かったと思っているので、この幼稚園もそうする計画です。
自分自身がしっかり楽しみながら「環境を通して行う教育」と、毎日つぶやいています。  
Posted by 未来 at 09:07Comments(0)

2014年04月20日

支援の仕方で・・力量がなければイメージ出来ず、リハーサルが出来ない。話も聞けない。

子どもと先生といる場合に、安心して見てられる場合と、そうでない場合がある。

子どもを守るためには、ワクが必ず入ります。
しかし、子どもに無理にワクをかけている場面があると、ぎくしゃくした感じに感じるのです。
チョットしたことなのですが・・・

階段を下りていくときに、「先生より先にいったらダメって言ったでしょう」。どうしてダメなのでしょう。きっと、先生は、急いで階段をおりてケガをする場面がないように配慮しているのでしょう。
その心が伝わっていないのです。
「階段であわてるとあぶないのです。みんなが、あわててこけないように、先生が先頭を歩きますから先生の後ろに付いてきてね」と事前に言っておけば、わかるのです。
力量がない教師は、その場になってから「ダメ」というだけで、その意味がわかるように子どもに伝えることがうまくできないのだと思います。力量が有る先生は、それがちゃんと伝えられていて、子どももスムーズに動いているのです。

チョットシタ場面が、繰り返し出てくるのです。
どうすれば、そこの力量を手に入れることが出来るのでしょう。

先生のイメージ力だと思うのです。
先日のある行事の場面で、子どもが「二列で向かい合いトンネル」を作るという場面がありました。混乱していました。その行事にこの場面があると教師がイメージしていたら、保育室での遊びの中で、二列を作りその間を、カニ歩きをしたり、泳いで抜けたりと、「向かい合いトンネル」のリハーサルになる遊びが出来ていたはずです。そのリハーサルをしておく、教師の見通しができないのだと思います。
力量があるから、見通しを持って、リハーサルになる遊びができるのか。

お片付けも遊びと同じように。
子どもにギャップを感じさせないで、遊びのような普段の生活の中で、行動の仕方を学んでいく「仕掛け」を力量のある先生は考えているのです。
ないひとは、それにあたってから、大声を出さざるをえなくなったり、否定語を出さざるを得なくなるのです。

話は、最初の一歩に飛びますが・・・
まずもって、教師が人の話を聞くときに、行動をストップしないで、動きながらいい加減に聞くようだと、子どもの話を聞く場合も、行動をストップして、そちらを向き聞くことは出来ていないのだと思います。子どもは、ちゃんと聞いてもらえていないことを感じていて、先生の言葉をちゃんと聞くでしょうか。
先ず、教師自身が、聞くということから学ぶ必要があります。
  
Posted by 未来 at 12:15Comments(1)

2014年04月14日

ありがたいことです。

なんと、前任校で、お世話になった保護者会の会長と、副会長だった方が、わざわざ、今勤めている園に来て下さいました。
その園から離れ三年目。園長になったことで、顔を見に来てくださったのです。
本当に、ありがたいことです。

三年前の、楽しかった様々な事を思い返しました。
ありがとうございました。  
Posted by 未来 at 23:48Comments(1)

2014年04月11日

園長として

この春から、園長。

今まで、すべてのことに風防の役割をしてくださった園長がいなくなり、自分が風を受ける立場となったことを痛感。
春風ばかりではない。
さまざまな風がある。
役割を自覚し、今度は、私自身が、傘になれるように動きたい。


園の中で、昨年度までの教頭という立場は、教務主任に油を給油し、教師全体の力量をアップし、前進させることに重きを置いてきた。
今年は、気付かせる働きはするが、引っ張る立場ではない。
教務主任に、園の教師を引っ張る原動力役をしていただくのが本来であろうと、今は、考えている。
任せることを任せなければ、育つものも育たず、出せる力も発揮できないだろうから。
会議でも、任せることは任せ、その立場の人を尊重していきたいと考えている。

私は・・・世の中、外の世界・教育のこと・・・等の、情報を提供するパイプ役である。
こう書くと、親の役割から、祖父母の役割になったような気もするが・・・。

教育目標をかかげ、それを具体化するために、みんなの力を借りられるような環境づくりを大事にしたいと思っている。
もちろん教頭がいないので、書類や文章等のことはすべて、今までどおりにこなすのだが。

新しい春である。





  
Posted by 未来 at 20:10Comments(0)

2014年04月09日

園長式辞 案

明日の式辞を 今考えました。
まだ・・・案です。
人形の太郎君が出るのかが・・・思案中です。

・・・・
みなさん、ご入園おめでとうございます。
保護者の皆様におかれましても、お子様のご入園おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
また、ご来賓の皆様方におかれましては、たいへんお忙しい中、ご臨席賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、みなさんは、今日から○○幼稚園のお友達となりました。

さて、そこでクイズです。
朝、幼稚園に来たときに、友達や先生に何と言うでしょう。
「おはようございます」ですね。
大きい声で言えると、幼稚園は とってもたのしいことが一杯待っています。
(具体物を提示)

先生は、とってもやさしいです。
たくさん遊んでくれます。
歌も歌ってくれます。
絵本も読んでくれます。
みんなもすぐに幼稚園が好きになると思います。
明日から、毎日元気に幼稚園にきてください。待っています。

むすびに当たりまして、ご臨席の保護者の皆様、ならびに、
ご来賓のみなさま、是非ともこの子ども達みんなが明るい笑顔で日々元気に成長していけますように、
わたくしども教師もがんばりますので、お力添えをいただけますよう、お願いを致しまして、
私からの式辞とさせていただきます。
本日は、まことにおめでとうございます。
  
Posted by 未来 at 21:45Comments(0)