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2008年05月31日

転職?二ヶ月

 この5月の一ヶ月間の過ぎるはやさは、自分でも信じられません。

 4月は、初めての書類を作るのに、時間がずいぶんかかりました。また、書類も毎日あり、数も多かったように思います。
5月は、書類の数は半分に減りました。だのに、一日の過ぎる時間が、本当に早いのです。全く、何をしたのかわからないくらいに、一日の時間が過ぎ、一ヶ月が過ぎ去りました。
 
 4月は、夜8時を過ぎてから園を出るのが普通のことであったのですが、5月は、1日・2日などは、10時過ぎまで時間がかかったというのも事実ですが、月の半分は、8時以前には帰宅できたと思います。書類を作るのは、5時以降になりますから、書類の数が少なくなったので、帰宅が早くなったということです。

 5月は、行事が多くありました。春の遠足。園外保育。お茶会。英会話。検診。避難訓練。老人ホームとの交流会。・・・・・。すべて、私にとってはもちろん初めての行事。新鮮なことである反面、全体像がわかっていないもどかしさもあったように思います。
 しかし、すべて周りの先生方がリードして進めてくださるので、私の方は、後方支援として見守ることで行事すべてが進められたように思います。

 
 5月は、保護者の協力を感じる一ヶ月でもありました。
 6月に計画されている「手作りおやつ」のために、何度も保護者の人が集まってくださったり、7月のバザーのためにも何度も集まってくださっています。5月の園外保育にも、安全ボランティアとして8人の保護者が出てくれました。保護者3.40人が参加してくださってのプランターの土入れなどもありがたいことでした。幼稚園というところは本当に保護者の強い協力のなかで成り立っていることもわかりました。本当に有り難いです。
 また、昨日のビワもそうですが、サクランボであったり、カブトムシの幼虫であったり、保護者はもちろんのこと地域の方の支援も感じた一ヶ月でした。


 そして、一番強く感じるのは、先生方の力量であり、真面目に前向きに取り組む姿でした。いくつかは、ブログにあげていますが、日々先生方の取り組みに感心しながら過ごしました。これも本当に有り難いことです。


 さて、来月の私の課題です。
 もう少し保育内容と関わり各部屋で行われていることを知るということだと思います。書類に向かう時間が少し少なくなってきたのですから、先生方の保育を見守り学びたいと思っています。そして、今年の研究目標につながる保育内容の良い面をメモし、全体に返すことをしたいと思います。
 保育から学ぶ6月としたいと思います。  
Posted by 未来 at 23:26Comments(0)

2008年05月31日

チョウ一流

【チョウ 一流】
保育に悩んでいるあなた。
悩むと言うことは、真剣に考えているからだと思います。チョウ一流とおもったら、もう悩まなくなります。しかし、チョウになれば、そこからは、成長しません。さなぎから・・・チョウになろうと、脱皮し続けているから、日々悩んでいるのだと思います。その成長しようとする姿・悩んでいる姿がすてきなのだと、私は、思っています。

 短い人生。あと、20年経てば、私は死んでいるかも知れません。そして、あなたは、もう私の年になっています。そのときに、「チョウ 一流」の話を思い出すことがあるでしょう。
『私も、一人前・・・チョウ一流・・・になった』と思うことがあるでしょうから。
蝶(チョウ)になったら、もう成長しない。・・・・と、・・・
私が・・・日々保育のことで悩んでいた・・・あの時代の・・・あの教頭が・・・、もうすっかり日が沈んだ・・・あの職員室での話・・・。

 サナギから、蝶に変身する脱皮のときが、一番敵に襲われたら弱い姿なのだそうです。成長しようとする人の姿と似ていると思います。蝶になろうと苦しんでいる弱い自分の姿です。尊い姿だと思います。

 仏になろうとする、菩薩としての姿です。仏になろうとする、菩薩道をあゆむ姿こそ、尊いし大事なのだと思います。それは、年齢の多い少ないなどありません。同じ職場で、真面目に悩みながら、一生懸命歩もうとする姿を目の前にすると、・・・。
 言葉では・・・言い尽くせませんが・・・・。そんな先生に、保育してもらっている子ども達は、幸せだと思います。また、同じ職場で、勤めさせてもらっている私も幸せだと思っています。  
Posted by 未来 at 09:47Comments(0)

2008年05月30日

【焦点をあてる】

【焦点をあてる】

■ プラスにあてる
 「いいほう」「悪い方」
 「ほめる方」「しかる方」
 「笑いたくなる方」「怒りたくなる方」
・・・自分の、行動パターンとして、どちらなのか。

できれば、子どもの・・・良い方に目を向けて、目をかけ、声をかけ、心をかけていきたい。

■ 視線を集めるため、焦点をあてる

■ 子どもに価値観をわからすためにね焦点をあてる  
Posted by 未来 at 20:20Comments(0)

2008年05月30日

【5月誕生会】

【5月誕生会】
 職員室が空になってしまい、一階に人がいなくなってしまうのもダメなので、園児と先生方が二階に上がり「誕生会」をしている際も、職員室で留守番をしているのが、教頭の役割である。
 しかし、先日から、放課後何かを用意してくださっていたり、今日も朝7時15分頃に園に出てきて、最後の準備をしてくださっていたりしているのを知っていたので、少しの時間であるが、その「誕生日会」をのぞかせていただいた。これら行事の反省会は、その週の金曜4時から5時に一括してすることになっている。その「ふり返り」は、綿密に記録写真とともに、保管され引き継がれている。
 それはさておき、私は、「人形劇」が、そこで行われているとは知らずにいた。
 会場に入ると、先生3人での人形劇が行われている最中であった。なにより、先生達が、はつらつと楽しそうに演じている声の響きが良いと思った。子ども達も、しっかりと見て楽しんでいた。この練習を当番の先生が放課後にしてくださっていたのを改めて知った。子ども達に楽しんでもらいたいという企画を実践するのが、本当に有り難い。


 話は変わるが・・・・
 昨日の「交通指導」があった。クラスごとでするのであるが、一人の先生は、先週図書館にその種の絵本をわざわざ借りに行ったのだと言うことであった。また一人の先生は、その日、園外で実際に信号を渡る経験をさせながら指導するという。もう一人は、頭にお面をかぶりながら、紙芝居形式のものを使い指導してくださったようである。
 「交通指導」など、当たり前の話のようであるが・・・・・「機会指導として、大切にしてほしい」と、昨日の職員朝礼で話をした。もちろん普段からも、各先生が各部屋で指導はしているが、行事予定に組み込んで入れることで、園としての機会を作っている。この「機会」を大切にしてもう一度指導をしてほしいということを言った。
 不断の指導が必要ではあるが、あえてこのように機会を設けることで、教師の意識として、もう一度大事に取り扱う機会としたいのである。
 いじめ等の人権指導の場合も同じである。  
Posted by 未来 at 06:06Comments(0)

2008年05月29日

【学びの起こる環境に】

【学びの起こる環境に】
 昨日・・・種籾を持ってきてくださった。子ども達に提示するのにどうすればいいのか。
からの水槽の中に入れて、イスの上に置いた。
子ども達は、その種籾を手で触って感触を楽しんでいた。さわっても、外にこぼれないようにして、子ども達の前に出したのである。「体験型展示」とまで、格好良く言わなくてもよいが、直に「さわれる」ということが、子どもたちにとっていいようである。
「ざらざらしているなあ」「なんかにおいがする」・・・・子ども達は、その種籾をさわり、臭うことで・・・・何かを感じ取っているようである。
 もうすぐ、近くの方の厚意で、子ども達は、水田で「どろんこ遊び」「田植え」を経験できる。農家にとっては、たいへんなことであるが、、子ども達のために経験させてくださるのである。本当に有り難いことだ。

【月末】
 月末の連絡で、出勤簿・市内出張等の書類を送る必要がある。その際、まず、コピーをとり、其れを保管する。書類を整理し送る事務処理は、教頭の仕事である。
 明日送れるように、今日・・・整えてきた。あとは、その書類等に、園長印をあすいただき、送ることである。  
Posted by 未来 at 23:42Comments(0)

2008年05月28日

【花咲じいさん】

【花咲じいさん】
 園を訪ねてきてくださり、苗を1つプレゼントしてくださいました。そして、30分ほどお話しして帰りました。
 このような、緩やかな地域とのつながりがいいと思います。

 → 園では、「花咲じいさん・花咲ねえさん」を募集しています。

【「教頭先生どうぞ」】
 園児が、草花を1本・・・・ヨーグルトの容器に入れ職員室に持ってきて、プレゼントしてくれました。
かわいいプレゼント、有り難いことです。

【「かみしばい」】
 3才の子どもが順に帰るときに、お部屋の中での、子どもの保育を頼まれました。
そのようなときは、紙芝居を持って行きます。たくさんある中で、内容も確かめずに、がさっともってお部屋に行きます。
 今日は、「ジャックと豆の木」から読みました。3才なので、文章を忠実に出はなく、動作を入れながら読み語ります。とても静かに聞いてくれます。中には、お母さんが迎えに来ているにもかかわらず、紙芝居の前から動かない子も出たりします。楽しいですし、有り難いです。

【「決断」】
 先生方に、一人一つひまわりの苗をどこにでも良いから植えてくださいと、お願いしました。
 ある先生は、はじめは、クラスのみんなのを人と子に固めて植えようと思っていましたが、園のあちこちのどこでもいいからということに変更しますと、朝の会でおっしゃいました。どうしてかを聞きました。

 ・・・・「まよいます・・・」・・・・と、おっしゃられます。
 ・・・・迷うことが、いいとおもいますよ。よく、そのことについて、考えているからまようのですから・・・と、私は、応えました。

 ・・・・でも、今日中に決めなければ・・・ならないから・・・
    →期限が切られているから、決断できます。そうでなければ、死ぬまで迷ってしまいますから。「期限を守れる」と言うことが、健康だと言うことだし、「手を打つ」ということが、何事にも大事なことだから・・・・また、「100対0」で、どちらかが絶対に酔いなら迷わないけど、「55対45」のように、どちらもいいところがあるから、迷うのですから。ベターと思う方で、決断したらいいと思います。ともいいました。


【学びの環境】

 ようするに、
その物事を、教師がどう利用し「学び」のできる環境とするかです。

今、長期で休んでいる子どもがいます。
その子どもの「ひまわりの苗」も植えます。それをどう扱うかで、困っていました。

私なら、・・・・・と、次のようなことを言いました。

その子の苗に先生が水をやりながら、このひまわりも元気に育っているから、Aちゃんも元気に・・・ですごしていると思うなあ。また、みんなで、「元気に帰ってきてね」と、その苗に水をあげる。
そうすれば、その子への思いがその子が園に帰ってきたときにもつながっていくと思うから。

 例えば、不登校の子どもがいた場合、昼の給食を食べるときは、先生がその子の机のところで給食を食べる。その給食の時だけは、不登校になっている子どものことを思い出す。他のクラスの子にも、「先生は、A君のことを思っているのよ」と、伝える。・・・教室の子ども達も、先生の給食の時に座ることだけで、A君も暮らすの一員だと言うことを感じるのではないだろうか。

 ようするに・・・そのひまわりの苗」をどう使うのかを教師は考えておいたらいいと思う。

・・・・しかし、本当は逆かも知れない。
 A君のことを考えているから、そういう行為ができるのだ、とおっしゃる人もいるのも正解。でも、そういう行為をするから、A君のことを思えるようになる・・・というのも正解と思います。
                           ・・・具体的な行為行動をすることが、大事なのです。
                             口先だけでなく、具体的に、どういう普段の態度をとっているかです。

 とにかく、教師が・・・単なる環境から・・・・より学びの起こる環境へと・・・・変化させたいと思っていることが大切なのだと考えます。

【視点】
・・・相手から受け止めるときの、相手への刺激・・・・・→「こんにちは、どうですか」
                                 相手のいうことを受け、そのことの話題で話すとき

・・・自分から、視点を作り・・・・ 花を見て→花の中を見て・・・
                    Aさんを →Aさんの髪の毛を・・・  
                       
Posted by 未来 at 21:08Comments(0)

2008年05月28日

うさぎをいただき・・・

【ウサギを頂いてきました。】

それをも・・・学びの場に変化させる先生の姿勢が・・・すばらしいと思います。
先生は、赤ちゃんウサギにあいさつしようと・・・子ども達を連れて行ったようです。ウサギさんの小屋の前には、新しい手紙が貼られたようです。どのような内容なのでしょうか。

どうすれば、「学びのできる環境」となるかを先生方は、考えています。幼稚園の先生は、すごいなあと思います。
・少し、子ども達に「視点」を与えるようにして、学びへと結びつけているように思います。

【ひまわりを一人ずつ】
先日大雨が降り土も軟らかいので、園のへいにそって長くうねを作りました。そして先生方にお願いしました。
「1人1つひまわりの苗を植えさせてください」と、いいました。名前を付けても良いし、どこに植えても良いし、植木鉢でも良いし・・・。
3才、4才、5才、と、・・・・どう植えるのか楽しみです。

子ども達が植え終わった後、大人で、あいている場所にひまわりを植えようと思います。
子ども達は、自分のひまわりという認識を持って、水やりなどをするようになるのでしょうか。

【草引きのお手伝い】
地域の母親子どもクラブの方が10人ほどできてくださいます。土曜日です。大変有り難いことです。先日の雨で、草も群と伸びました。これからこの夏は、草との戦いになりそうです。
しかし、地域の人からも助けていただける幼稚園というのがとても有り難いことに思えます。

【花咲かじいさん】
今日も1人電話をくれました。どこかで聞いて「花咲かじいさん」になっていただけるようです。これも、地域からの支援です。ほんとうに有り難いです。
  
Posted by 未来 at 00:20Comments(0)

2008年05月26日

【老人ホーム交流のあいさつ】

【老人ホーム交流のあいさつ】
5時過ぎに、ホームの理事長さん・事務長さんにあいさつしました。
今週金曜日に、交流に行かせていただくのに、一度あいさつに行こうと思っていたのですが、今日になりました。
 ていねいに迎えてくださり有り難かったです。

【雨にも負けず】
 昨日の大雨で、双葉が出ていたひまわりの苗はどうなっているだろうかと、心配しましたが、朝・・・・・そのひまわりの苗が、キリンの首のように、5㌢ほど一斉に伸びているのに感動。きれいに伸び、一斉に風に揺れていました。

【子どものひと言を・・・】
 忘れてしまいます。あの言葉を書き留めておこうと思ったのに・・・。
やはり、その場でメモをとる必要があります。

【うさぎ】
先生2人で、うさぎの赤ちゃんをもらいに行ってくださいました。明日から、もとのように2わになります。
  
Posted by 未来 at 20:53Comments(0)

2008年05月26日

学校教育法(幼稚園関係抜粋)

第3章 幼稚園 

第22条 幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。

1.健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
2.集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
3.身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び思考力の芽生えを養うこと。
4.日常の会話や、絵本、童話等に親しむことを通じて、言葉の使い方を正しく導くとともに、相手の話を理解しようとする態度を養うこと。
5.音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。

第24条 幼稚園においては、第22条に規定する目的を実現するための教育を行うほか、幼児期の教育に関する各般の問題につき、保護者及び地域住民その他の関係者からの相談に応じ、必要な情報の提供及び助言を行うなど、家庭及び地域における幼児期の教育の支援に努めるものとする。

 第25条 幼稚園の教育課程その他の保育内容に関する事項は、第22条及び第23条の規定に従い、文部科学大臣が定める
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・24条が新設である  
Posted by 未来 at 18:18Comments(0)

2008年05月25日

文科省・中教審・資料より

■ 2005年1月28日 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について(答申)
【 家庭・地域社会・幼稚園等施設】
○  この家庭・地域社会・幼稚園等施設(幼児に対する教育機能を担う幼稚園や保育所等の施設を言う。以下同じ。)における教育は,それぞれの有する教育機能を互いに発揮し,バランスを保ちながら,幼児の自立に向けて,幼児の健やかな成長を支える大切な役割を果たしている。
 具体的には,家庭は,愛情やしつけなどを通して幼児の成長の最も基礎となる心身の基盤を形成する場である。
 また,地域社会は,様々な人々との交流や身近な自然との触れ合いを通して豊かな体験が得られる場である。
 そして,幼稚園等施設は,幼児が家庭での成長を受け,集団活動を通して,家庭では体験できない社会・文化・自然などに触れ,教員等に支えられながら,幼児期なりの豊かさに出会う場である。
 この家庭・地域社会・幼稚園等施設の間で,幼児の生活は連続的に営まれており,この三者で連携が取られ,幼児への教育が全体として豊かなものになって初めて,幼児の健やかな成長が保障される。


【 幼児期の発達の特性に応じた幼稚園教育】
○  幼児教育の中でも,幼稚園教育は,従来から,幼児教育の中核としての役割を果たしてきた。このため,幼児教育と幼稚園教育とが,ほぼ同義の意味で使われることも多い。
 幼稚園は,3歳以上の幼児を対象として,「幼児を保育し,適当な環境を与えて,その心身の発達を助長すること」を目的とし(学校教育法第77条),小学校以降の生活や学習の基盤を培う学校教育の始まりとしての役割を担っているものである。

○  幼稚園教育は,幼児期の発達の特性に照らして,幼児の自発的な活動としての「遊び」を重要な学習として位置付け,幼稚園教育要領に従って教育課程が編成され,適切な施設設備の下に,教育の専門家である教員による組織的・計画的な指導を「環境を通して」行っているものである。

○  幼児は,遊びの中で主体的に対象にかかわり,自己を表出する。そこから,外の世界に対する好奇心が育まれ,探索し,知識を蓄えるための基礎が形成される。また,ものや人とのかかわりにおける自己表出を通して,幼児の発達にとって最も重要な自我が芽生えるとともに,人とかかわる力や他人の存在に気付くなど,自己を取り巻く社会への感覚を養っている。
 このような幼児期の発達の特性に照らして,幼稚園では,幼児が自由に遊ぶのに任せるのではなく,教員が計画的に幼児の遊びを十分に確保しながら,生涯にわたる人間形成の基礎を培う教育を行っている。


【 幼児教育の意義及び役割】
○  この幼児期の発達の特性に照らした教育とは,受験などを念頭に置き,専ら知識のみを獲得することを先取りするような,いわゆる早期教育とは本質的に異なる。
 幼児教育は,目先の結果のみを期待しているのではなく,生涯にわたる学習の基礎を作ること,「後伸(あとの)びする力」を培うことを重視している。
 幼児は,身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって,豊かな感性を養うとともに,生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培い,また,小学校以降における教科の内容等について実感を伴って深く理解できることにつながる「学習の芽生え」を育んでいる。
 このような特質を有する幼児教育は,幼児の内面に働き掛け,一人一人の持つ良さや可能性を見いだし,その芽を伸ばすことをねらいとするため,小学校以降の教育と比較して「見えない教育」と言われることもある。
 だからこそ,幼児教育にかかわるに当たり,家庭や地域社会では,幼児の持つ良さや幼児の可能性の芽を伸ばす努力が求められる。また,幼稚園等施設における教員等には,幼児一人一人の内面にひそむ芽生えを理解し,その芽を引き出し伸ばすために,幼児の主体的な活動を促す適当な環境を計画的に設定することができる専門的な能力が求められる。

○  このように,幼児教育は,次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身に付けられるよう,生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。
 また,学校教育の始まりとして幼児教育をとらえれば,幼児教育は,知識や技能に加え,思考力・判断力・表現力などの「確かな学力」や「豊かな人間性」,たくましく生きるための「健康・体力」から成る,「生きる力」の基礎を育成する役割を担っている。

第 4節 子どもの育ちの現状と背景

【 子どもの育ちの現状】
○  近年の幼児の育ちについては,基本的な生活習慣や態度が身に付いていない,他者とのかかわりが苦手である,自制心や耐性,規範意識が十分に育っていない,運動能力が低下しているなどの課題が指摘されている。
 また,小学校1年生などの教室において,学習に集中できない,教員の話が聞けずに授業が成立しないなど学級がうまく機能しない状況が見られる。
 加えて,近年の子どもたちは,多くの情報に囲まれた環境にいるため,世の中についての知識は増えているものの,その知識は断片的で受け身的なものが多く,学びに対する意欲や関心が低いとの指摘がある。


【 子どもの育ちの変化の社会的背景】
○  少子化,核家族化,都市化,情報化,国際化など我が国経済社会の急激な変化を受けて,人々の価値観や生活様式が多様化している一方で,社会の傾向としては,人間関係の希薄化,地域における地縁的なつながりの希薄化,過度に経済性や効率性を重視する傾向,大人優先の社会風潮などの状況が見られるとの指摘がある。

○  このような社会状況が,地域社会などにおける子どもの育ちをめぐる環境や家庭における親の子育て環境を変化させている。さらには,このような変化に伴い,後述するとおり,幼稚園等施設の教員等にも新たな課題が生じている。
 そして,これらのことが複合的に絡み合って,子どもの育ちに影響を及ぼしている要因になっているものと考えられる。


【 子どもの育ちをめぐる環境の変化 -地域社会の教育力の低下-】
○  第1に,地域社会などにおいて子どもが育つ環境が変化している。
 子どもが成長し自立する上で,実現や成功などのプラス体験はもとより,葛藤(かっとう)や挫(ざ)折などのマイナス体験も含め,「心の原(げん)風景」となる多様な体験を経験することが不可欠である。

○  しかしながら,少子化,核家族化が進行し,子どもどうしが集団で遊びに熱中し,時には葛藤しながら,互いに影響し合って活動する機会が減少するなど,様々な体験の機会が失われている。
 また,都市化や情報化の進展によって,子どもの生活空間の中に自然や広場などといった遊び場が少なくなる一方で,テレビゲームやインターネット等の室内の遊びが増えるなど,偏った体験を余儀なくされている。
 さらに,人間関係の希薄化等により,地域社会の大人が地域の子どもの育ちに関心を払わず,積極的にかかわろうとしない,または,かかわりたくてもかかわり方を知らないという傾向が見られる。


【 親の子育て環境などの変化 -家庭の教育力の低下-】
・・・略・・・
【 今後の幼児教育の取組の方向性】
1  家庭・地域社会・幼稚園等施設の三者による総合的な幼児教育の推進
 幼稚園等施設に家庭・地域社会を加えた三者が連携しながら総合的に幼児教育を推進していく方向性である。
 この場合,幼稚園等施設においては,これまでの役割に加え,  家庭や地域社会における教育力を補完する役割(「失われた育ちの機会」を補完する役割),
 家庭や地域社会が,自らその教育力を再生,向上していく取組を支援する役割(「幼児教育の牽(けん)引力」として家庭や地域社会を支援する役割)

を担うことが求められる。
 また,家庭や地域社会についても,幼稚園等施設による取組に加え,生涯学習振興施策等を通じて,その教育力を向上させていくことが必要である。


2  幼児の生活の連続性及び発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育の充実
 家庭・地域社会・幼稚園等施設におけるそれぞれの教育機能が連携することにより,幼児の日々の生活の連続性及び発達や学びの連続性を確保するとともに,その成果を円滑に小学校に引き継ぐ(幼児教育の成果の連続性を確保する)ために,幼児教育の充実を図る方向性である。
 家庭・地域社会・幼稚園等施設の三者の連携は,「子どもの健やかな成長」を保障するという視点に立って,以下の観点から進められることが必要である。  幼児の「日々の生活」という観点からは,幼稚園等施設での生活と家庭や地域社会における生活の連続性が確保されていることが必要。
 幼児の「発達や学び」という観点からは,幼稚園等施設への就園前における家庭や地域社会での生活を通した発達から,幼稚園等施設の教育を通した学び,さらには小学校以上の学習へと連続的につながっていくことが必要。

 こうした「生活」や「発達や学び」の連続性の確保に向けて,幼児教育全体を充実していくことが求められている。
ア  教育内容における接続の改善

○  幼稚園等施設において,小学校入学前の主に5歳児を対象として,幼児どうしが,教師の援助の下で,共通の目的・挑戦的な課題など,一つの目標を作り出し,協力工夫して解決していく活動を「協同的な学び」として位置付け,その取組を推奨する必要がある
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)  幼稚園等施設における地域の人材等の活用
○  特別な支援を必要とする幼児に対する教員等へのアドバイス,子育てに不安を抱える保護者へのカウンセリングなどに関し,地方公共団体等が教員と保護者を支援する「保育カウンセラー」を導入し,活用しやすくなるような方策を検討する必要がある。
○  地域の実情に応じて,児童館・公民館等の施設を幼稚園等施設の活動の場として活用していくとともに,地域の多様な人材(民生・児童委員,保護司,育児経験者,中高生・大学生,退職者等)を外部人材として幼児教育においても活用する必要がある。
 特に,保育体験学習等により,中高生・大学生など,これから親になる世代に幼児と接する体験の機会を提供することは,親の子育て意識を醸成する観点からも有用である。
○  幼稚園等施設を利用する幼児の保護者もまた,地域の教育資源である。親をはじめとする保護者やPTAのかかわりを,保育の「参観」から始めて,施設の行事への「参加」,さらには施設の計画の策定や外部評価等への「参画」へと高めていくことが必要である。また,園児の卒園後も保護者が継続的に幼稚園等施設を支える関係を構築することも望まれる。
○  幼児の多様な体験の機会を増やすため,幼稚園等施設において地域の人材や専門分野の外部人材を活用しやすくするような制度を検討する必要がある。
(2)  幼児教育にかかわる地域の人材等の育成
○  幼児教育に係るボランティア人材バンク(ボランティアの登録・紹介制度)の整備など,ネットワークの形成の促進を図るとともに,講座・研修等によって幼児教育を支える人材の育成を図ることが求められる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・文部科学省・・・・・中央教育審議会・・・資料より


■ 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について (答申)   2008年1月17日

ⅰ)改善の基本方針
幼稚園教育*1 については、その課題*2 を踏まえ、近年の子どもの育ちの変化や社会の変化に対応し、発達や学びの連続性及び幼稚園での生活と家庭などでの生活の連続性を確保し、計画的に環境を構成することを通じて、幼児の健やかな成長を促す。

a )幼稚園教育と小学校教育との円滑な接続

b )体験と言葉の重視
・幼児の心が動かされる体験が次の活動を生み出すことを考慮し、ひとつひとつの体験の関連性を図る
・共に遊ぶ中で、好奇心や探究心を育て、思考力の芽生えを培うことが大切であることを考慮し、幼児一人一人の興味や関心を生かしつつ、友達と共に試したり、工夫したりして、周囲の環境に対する新たな視点に気付いたり、新しい考えが生まれた
りするように

○ 保護者との信頼関係を深め、保護者と共に幼児の成長の喜びを共有し、幼児が充実した幼稚園生活を送るためには、保護者の理解と協力が大切であることから、家庭との連携に当たっては、保護者と幼児との活動の機会を設けるなどして、幼児教育に関する理解がより深まるようにする。

 → 「保護者による読書ボランティアを通して」
   1.保護者のたまり場の設定
   2.「よみきかせ」を通して、子ども理解・幼児教育への理解を深める

■教育振興基本計画について ~「教育立国」の実現に向けて~ (答申)  2008年4月18日
(1)今後10年間を通じて目指すべき教育の姿
イ社会全体で子どもを育てる
教育の出発点である家庭の教育力を高める。地域全体で子どもをはぐくむことができるよう,その教育力を高めるとともに,地域が学校を支える仕組みを構築する。このことを通じ,地域の絆や信頼関係を強化し,より強固で安定した社会基盤づきずなくりにも資する。

第3章今後5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき施策
① 「横」の連携:教育に対する社会全体の連携の強化
・・・学校については,ややもすれば閉鎖的になりがちで学校外からの協力を得ることについて消極的との批判も多い。学校や教育行政の側においてもこうした意識を改め,学校を広く様々な分野からの協力を得て地域に開かれたものにしていく努力が必要である。・・・・・
・・・・例えば,学校教育と社会教育,また,学校と地域との新しい連携の仕組みを構築することは,今後の重要な課題の一つである。こうした取組を通じ,社会の多様なニーズに応える学習機会が豊富に提供されるとともに,連携による相乗効果として,教育の質が一層高まることが期待される。
社会全体で連携して教育に取り組むことは,一人一人の主体的な参画によるコミュニティづくりや,より良い社会づくりにも資するものである。同時に,社会の様々な世代の様々な主体が多様な形態で教育に関わることは,働くこと,社会とつながり,社会に参画することの意義を身をもって子どもたちに示し,将来に向けてその視野を広げ,生きる意欲を高めることにもなる。

② 「縦」の接続:一貫した理念に基づく生涯学習社会の実現
それぞれの教育の役割や学校ごとの目標の達成に留意しながら,例えば,家庭教育と幼児教育,幼児教育と小学校,小学校と中学校,中学校と高等学校,高等学校と大学等の学校間,さらには学校教育と職業生活等との連携・接続の改善にとりわけ意を用いていく必要がある。

基本的方向1 社会全体で教育の向上に取り組む
社会の大きな変化の中で,学校や家庭,地域の在り方やその機能も変化してきた。近年,家庭や地域の教育力の低下などが指摘される一方で,地域の人々が積極的に学校の活動に協力しようとする動きが出てきている。団塊の世代が退職後地域に戻り,ボランティア活動等に取り組もうとする動きもある。こうした状況も十分に踏まえ,地域の自発的な意思を尊重しながら,新たな連携協力の仕組みを構築し,関係者が一体となって教育に取り組む必要がある。
例えば,地域の人々が様々な形で学校の運営を支援することや,学校が学習の拠点として地域に貢献することなどは,相互の信頼を強化し,今後の新しい関係を構築する上で大きな意義を持つであろう。こうした取組の積み重ねが,学校を変え,地域を変えていく。
また,家庭は教育の原点であり,保護者は,豊かな情操や基本的な生活習慣,家族を大切にする気持ちや他人に対する思いやり,命を大切にする気持ち,善悪の判断などの基本的倫理観,社会的なマナー,自制心や自立心を養う上で,重要な役割を担っている。
家庭教育の自主性を尊重しつつ,このような家庭における教育の充実を期するためには,子育てに対する関係機関や地域住民,幼稚園・保育所等による支援が重要な役割を果たす。
だれもが身近な場所で,地域ぐるみの子育て支援や教育支援を受けたり,こうした活動に参加したりすることができるようにする

◇ 幼稚園等を活用した子育ての支援の推進
幼稚園,保育所及び認定こども園が有する人的・物的資源を活用した,施設の開放,保護者同士の交流,情報の提供,子育てに係る相談・助言などの子育ての支援を促す。  
Posted by 未来 at 21:22Comments(0)・幼稚園教育

2008年05月22日

【どの姿を引き出したいのか】

【どの姿を引き出したいのか】
2.3日前の朝の一コマ。
朝、8時20分。子どもが登園してきた。一人の先生が、
「がんばって早く来れたねえ。えらかったねえ」と、声をかけた。
私は・・・・・「ちがう」・・・・・と、思った。

今日の職員会議で、そのことを話題にした。
「スミまでしっかりはいてくれてるねえ」
     ・・・ほうきで、スミまでそうじしている姿を認めている。
「先生より、先におはようって行ってくれたねえ。先生負けたねえ」
     ・・・進んで、先生より早くあいさつしたことを認めている。

教師が、その姿に価値があるという所を、その子に言葉で返している。・・・・とすると、朝早く来た子どもは、先生に「早く来てえらかった」と、行ってもらえれば、当然、明日からも早く来ることが価値あることだと、先生が言っていると、受け取り、その行動が、強化される。

園は、8時半から受け入れている。8時20分から30分は、「職員朝礼」の時間です。もちろん家庭の事情があるのでしょうから受け入れていますが、本来なら8時半以降に来てほしいのです。子ども中心でまわしますから、職員の打ち合わせから、先生が抜けて、その子に対応している現状です。

だから、その子に対しては
「にこにこ顔で、登園してきたね。先生もうれしい。」
「元気に来れたね。」
「大きい声で、おはようっていってくれてうれしい。」
等、それが事実であるし、その子からさらに引き出したい姿を指摘する声をかけるべきなのです。

どの場面でも、その子から引き出したい視点で、・・・・価値ある姿に対して声をかけることが大事ではないかと、話しました。


囲碁をしていると、私の様にヘボ碁だと石にしっかりとした意味をもたせられません。強い人は、石の1つ1つが、よく働くように打ちます。教師の言葉も同じです。その言葉が、しっかりと働く「そのひと言」を・・・と、思います。

【地域の協力】
土曜日に、地域の母親子どもクラブの方10人ほどが、花壇づくりのための草抜きを手伝ってあげようと、午後から園に来てくださることになりました。本当に有り難いことです。「3㍍のひまわり100本で園の夏を飾る」計画が・・・少しずつ進行しています。
お天気だけが心配です。

【ふうせんかずらのタネ】
タネを写真で撮り・・・掲示してくれました。フウセンカズラの種は・・・・クロのタネに、白くハートマークのような形が入っています。それを子ども達に見せてあげたいと、タネを写真でとってくれタネをまいたところに掲示してくれたのです。
このような、環境作りを大事にしてくれるのが、本当に有り難いです。

【どてすべり】
 45分かけて、園児が歩きました。そして、やっとすべる場所に着くのです。あきの終わり頃にもその場所に行く予定です。春のドテや川原と、秋のそれとどんなに違うのかを体で感じさせたいという趣旨での園外保育です。
 保護者8人が安全ボランティアとして出てくれました。先に川原に行き、日陰を作るためのテントをはってくれるチームの保護者と、子どもと一緒に歩いてくれる保護者に分かれてお願いしました。車で、テントとダンボールのそりなどを運んで、園児がつく前にテントを立てて等々・・・・有り難いことです。
 保護者の協力があるからこそ、このような行事をスムーズに行うことができます。  
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2008年05月20日

【ひまわりのあかちゃん】

【ひまわりのあかちゃん】

先日たねをポットにうめました。
今日、そのぽっとの所に下のような立て札がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くらいおへやのなかで、ひまわりのあかちゃんがねむっています。
めをさまして、はやくおおきくなってね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある先生が、作ってたてておいてくれたのです。
なんという心遣いでしょう。

このような心遣いの出来る先生と一緒に仕事をするのは、本当に楽しいです。

【遅くまで・・・】
 疲れないか心配です。朝、7時半過ぎに登園し、今日も7時過ぎまで仕事をする先生もおられ・・・。
 先生方は、3時に子どもが帰ってから、書類などの仕事をしています。4歳児担当の先生は、絵本をかりた記録をつけるカード入れを作っていました。5歳児担当の先生は、小さなメモ帳を見ながら書き物をしていました。なるほど、常にポケットに小さなメモ帳を持ち歩いていることを、今日発見しました。そのメモ帳にこどもの日々の言葉などを書きためているようです。
 3歳児担当の先生は、その間に園の環境のことをしてくださっています。「ひまわりのあかちゃん」のたてふだもその先生です。

 補助の先生は、4時までの勤務時間ですが、毎日朝8時に勤務についてからイスにすわることはありません。今日も3時から4時まで園全体を掃除機をかけ、トイレ掃除をし、トイレのスリッパも洗い・・・・、手洗い場もこすり・・・等々掃除を終え、勤務終了後の4時にほっと一息されるまで、イスに座る時間はありませんでした。本当に具体的に動かなければいけない、大変な仕事だと思います。
 本当に一生懸命する職員の姿を見ていると、こちらも動かねばと思わされます。

【今日の動き】
・朝   ・・・・・書類作り
・午後、・・・・・・いもの苗うえのお願いに、地域の方のお宅に
         また、どてすべりに行くための駐車場を借りるのに、農協にお願いに・・・等々。
・5時過ぎ・・・・水やり
・7時半まで・・書類作り
 
 6時半1人、7時1人、7時半過ぎ1人・・・先生を見送り帰宅につく。  
Posted by 未来 at 20:20Comments(0)

2008年05月19日

【ひまわりの芽】

【SOS】
 これまでも、昨年までの教頭先生に、何度も電話をし、アドバイス並びに助けていただいています。
 しかし、今度は、「一度園に来ていただいて・・・」と、お願いしました。私自身、日曜日に園に行き、書類の照合をしたのですが、初めてのことなのでどうもその書類綴りが、これなのかどうか等がはっきりせず不安でした。仕方なく、今回の「一度・・・」というお願いになったのです。先生は、さっそく今日来てくださいました。

 管理マニュアルにある、書類を一つ一つ手に取り教えていただきました。
 引き継ぎの時に説明してくださったのですが・・・。そのときはまだ、頭に入らない状態だったのです。上滑りに聞いていたのでしょう。今、もう一度、その綴りを取り出しながら教わりました。沿革誌には、4月からの園の行事ごとなどを整理して、綴っていくことなど、書類等のことで具体的にしなければいけないことが、見えてきました。
 書類の処理の仕方が、来ていただいたことで、今ようやくはっきりしてきました。

 わざわざおこし願ったことは、申し訳ないのですが、そのおかげで・・・本当に助かりました。
 「引き継ぎ」も、一ヶ月経って日々の仕事がわかってきた頃に、疑問などを含めて教えていただくと、本当に有り難いです。
本当に感謝です。

【プランターの土入れ】
 20ほどのプランターに土を入れてくださいました。台風の影響で雨風が強くなると行けないので、土入れだけにして、苗は明日以降に植えることになったようです。
 また、コスモスなど雨風の影響で心配なものを玄関先に入れてくださいました。

【ひまわりの芽】
 木曜日に植えたひまわりの種。1/3くらいから芽が出ていました。生命を感じます。  
Posted by 未来 at 23:26Comments(0)

2008年05月19日

【くろちゃんへのお手紙】

【くろちゃんへのお手紙】
くろちゃんが飼われていた、小屋に「手紙」が掲示されました。

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○○幼稚園のみんなと、なかよしだったぼくのだいすきなウサギのクロちゃんが
おじいさんになってなくなりました。
とおいとおいそらのむこうで 
おほしさまになってみんなをおうえんしてくれています。

ふじぐみさんが クロちゃんに おわかれのおてがみをかいてくれました。
ばらぐみさんは クロちゃんに おわかれのはなをプレゼントしてくれました。
ももぐみさんは クロちゃんに 「クロちゃんあそんでくれてありがとう」と
いってくれました。

ぼくは クロちゃんがいなくなって とても さびしいです。
でも ぼくは ○○ようちえんのみんなが やさしくしてくれるので がんばれそうです。
これからも ぼくと なかよくあそんでね。
そして クロちゃんのことも わすれないていてあげてね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3歳児を受け持つ先生が、これをウサギ小屋の前に掲示して良いですかと、見せてくれました。
私は、なにも指示していないのに自分で考えて、この手紙を書いてくださったのです。
一匹(1わのほうがいいのでしょう)残った しろちゃんに なりかわって書いてくださったようです。

各クラスで さようならの儀式をしたのを受けて、このような掲示があればいいと考えてくださったのです。
全体のことを考えて、自分から動いてくださる姿勢が、とてもうれしいなあと思うのです。

ありがとうございます。
   
Posted by 未来 at 19:22Comments(0)・幼稚園の5月

2008年05月17日

別れの儀式

【別れの儀式】
9年以上園にいた、うさぎが死にました。
8時に日直の先生が、エサをあげに行き発見。昨日は、えさも食べていたし、ふだん通りだったようです。
職員朝礼で、各部屋でこのことをどう指導するのかを話してもらいました。私からは、単に、かわいそうだという先生からの話だけになり、悲しさが子どもの心にたまってしまわないように、どのような形であれ「さようならの儀式」をしておくようにお願いしました。
 3才のクラスは、その飼っていたところの前で「くろちゃん、さようなら」と、大きな声で、空に向かって声を出していたようです。5歳児は、カードや、小さな画用紙に、自分の思いを表して、お墓に一緒に持って行ってくださいと、職員室に先生と一緒に持ってきました。

 朝、八時にそのことを見つけたとき、先生は涙を流し顔をぐしゃぐしゃにしながらもていねいに箱に入れてあげていました。また、違う先生も、飼っていた小屋の前で、子ども達にお話しする際、涙を流しながら話されていました。きっと、本気になってそれらのことの話し伝えていると、感情も一緒に出てくるのだと思います。だからこそ子ども達も、一緒に感情を共感できるのだと思います。
 命あるものは、必ずなくなります。園でそのような場面があったときに、そのことをどう取り扱っていけばいいのかを考えた一日でした。  
Posted by 未来 at 16:44Comments(0)

2008年05月16日

金曜日の一日

 朝、7時半に園に着いてから、昨日植えた500ほどのポットの種や苗に水をあげました。なかなかのものです。土だけでなく木のくずのようなものの割合も多く乾きやすいので、土日もくる必要があるようです。

 今日は、「英会話」の時間がありました。帰国子女の方が、30分お部屋に入ってくださいました。園長は、その様子を見学に行きましたが、教頭の私は、職員室でいる必要があるので、残念でしたがいけませんでした。しかし・・・・途中・・・ほんの1分ほどですが、廊下から見せてもらいました。体を使いながら進めているのが・・・いいなあと思いました。
 その後、保護者会長と1時間ほど保護者会の進め方等の話をしました。

 初めてのお弁当保育の日でした。
 子どもたちは、園庭に大きな敷物だした上で楽しそうに食べていました。私は、午後に出張が入っていたので、少し園庭にでて見回って来ましたが、仕上げる書類の続きの仕事を2時までしました。
 昼ご飯は、出張に行く途中、店に立ち寄って肉どんぶりをかけこみ、約束の3時に出張先に着きました。一緒に仕事を進めるはずでしたが、その先生がすでに頭を悩ませ考えてくださっていました。ので、2時間もかからずに終えることが出来ました。
 5時前にその仕事が終わったので、そこからまた園に引き返しました。ちょうど先生方が片付けて戸締まりをしてくれているところでした。ポットにもたっぷり水をやってくださいました。

 その後、7時過ぎまで、書類受付簿に書き、返事が必要な書類をだいたい大まかに作りました。

さてさて
・・・・皆さんが大勢で植えてくださった・・・せっかくの種や苗、枯らさないようにしなければなあ・・・・  
Posted by 未来 at 19:43Comments(0)

2008年05月16日

【花咲かじいさん募集】

【花ボランティア】
 40人近い保護者が、花ボランティアとして活動してくださいました。
 300ほどポットにひまわりの種入れる作業。コスモスも100程。プランターも20ほど、ひっくり返して、土を広げました。
 さて、夏を迎える頃、どのようなプランターの様子になっているのかが楽しみです。

【花咲かじいさん募集】
 地域の花ボランティアの方を募集しています。「花咲かじいさん」というなふだをつけていただいています。
 昨日のボランティアとして2名来てくださいました。1人の方は、「あいのタネ」を持って来てくださいました。
 今年は、20人の花咲かじいさんを募集しています。

 ※ 「3㍍100本のひまわり」で、園を取り囲む・・・予定にしています。
   あなたも、「花咲かじいさん・花咲かねえさん」として、・・・花ボランティアとしての活動をしていただけませんか。

 さしあたっては・・・来月・・・苗にそだったひまわりを植える、「花壇づくり」をお願いしたいのです。
            くわを持って、雑草を削り、石を取り除く作業です。
            ひまわりを100本植える場所づくりを、毎日少しずつしています。

            水道屋さんが持っている・・・溝を作る小さなショベルの機会が有れば、30分ほどですむこと
                             なのですが・・・  
Posted by 未来 at 06:20Comments(0)

2008年05月15日

【教育計画印刷】

【教育計画印刷】
 2時間かかり印刷を終えました。昨年までも、研究会での冊子づくりでお世話になった印刷屋さんが、来てくださいました。製本だけをしていただく予定です。ここは、ていねいな仕事ぶりで信頼できる印刷屋さんでしかも安いので有り難いです。

【1日の流れ】
9時から11時 印刷
11時      申請書作成
           ・・・花作りで、申請すれば助成金があるという書類を会長が持ってきてくださったので、作成
1時       内科検診つきそい
2時       銀行 保育料等の件で
           ・・・・現金をまず、1つの通帳に入れ、それを7つの通帳に振り分けました。
3時       教育実習生来園
           ・・・・6月からの実習生が挨拶に来ました。園の案内や説明などをしました。
4時       会議
           ・・・・保育研究の指導略案を検討する会議
5時       資料印刷
           ・・・・検討後、印刷し、それを1冊の冊子にしました。  
Posted by 未来 at 06:44Comments(0)

2008年05月14日

教育計画づくり

【教育計画づくり】
今月中に仕上げる必要があります。昨日、印刷会社とも打ち合わせ、今週末に原稿を仕上げることを約束しました。
昨日も、校正・試し印刷で、夜9時。

しかし、先生方も、「自分のところを自分で打ちますから」と、7時頃まで残って手伝ってくれました。勤務時間終了後早く帰っていただくことが、明日の保育のためにも大事なことですが・・・・本当に有り難いことです。

【安全ボランティア】
子ども達が、ドテすべりに来週出かけます。プリントを出し「付き添い安全ボランティア」を募集しました。7人の方が申し込んでくださいました。有り難いことです。
 どのような活動も、安全第一です。3キロほど歩道を歩いて行きます。安全の上にも安全を考えていきたいです。  
Posted by 未来 at 06:36Comments(0)

2008年05月12日

【2時の給食】5月12日

【おじゃまします】
4歳児の元気な男の子が、職員室のドアを開けて、入ってきた。
開口一番
「おじゃまします」
      「すごいね。おじゃましますって、だれに教えてもらったの。・・・・大人の人でも、言えない人がいるのに・・・」
      「ところで・・・どうしたの・・・」
すると、
「ちょっとよっただけ・・・」
・・・・・・・なごませてくれる、子どもがいる。・・・・・

【2時の給食】 
 7時30分  登園
 8時20分  職員朝礼
 8時30分  玄関掃除
 9時     役員さんが来られたので、職員室に戻る。
         ・・・役員さん方は、
10時     園長と打ち合わせ
10時30分  他園からの電話2本。ファックスで返事。
         給食の受け入れ・サイン。
11時     ある調査の回答書類作成
         明日の連絡でこの書類を送れるよう、作成。
12時     役員帰られる。
        委員会訪問資料作成
 1時     地域の母親子どもクラブ会長来園
 2時     会長帰られる。
        ・・・・給食頂く。
 
 12時過ぎまで役員会の方が数名仕事をしてくださっていた。帰られて、食事にしようとしたところに、地域の方が来られたので、たまたま、食事が遅くなった。
 2時頃には、給食センターから食器の回収に来られる。だから、職員が、給食の入れ物から、園のお皿等に移し替えてくださっていた。特に、指示したり、お願いしたのではないが、来客の際、お茶を運んできてくださったり、給食も入れ替えておいてくれたり、自分の仕事以外のことも気がきく。
 本来は、園児がいる時間帯は、電話の子機を胸のポケットにいれて、園の中をあちこち行くが、今日は、9時に入ってから一歩も出られなかった。

 3時     5歳児の延長保育おわる。
 3時30分  1時間の行事会議。 遠足等の行事のふり返り。6月の行事予定の会議
 4時30分  園長に角印をいただきに行く。
 5時30分  園を出る。
 6時     他園教頭を迎えに
 7時     市外でのお通夜
 8時30分  帰宅

 結果的には、明日出せるように、報告書類を1つ作り、訪問資料の表紙等をしたのみ。
 特に何が大変だったと言うわけではないが、じっとしていることなく、とにかく、1日具体的に動いていた日。  
Posted by 未来 at 21:23Comments(0)