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2011年06月30日

1日、保育に入り

先生が一人お休みでした。ので、職員室に鍵をかけて、1日といいましたが、給食を食べ終わるまで、子どものそばにつくことにしました。
休んだ先生の代わりには、補助の先生が担任になり、そこにまた、補助の先生が違うクラスから、来てくれました。ありがたいことです。そのクラスは、その2人に任せて、あとの2つのクラスについていました。

5歳児は、先生が自分の家の本を持ってきて、読み聞かせをしていました。その先生の思いが入った本でした。「さかさこうもり」だったでしょうか。自分の思っていることと反対言葉を言うのです。「あそぼう」というのを、さかさになっているこうもりは、「あそばない」というのです。
担任の先生は、すなおにやさしい言葉をだすことが大事だねと、伝えたかったのでしょうか。いい絵本だなあと、思いました。
 5歳のみんなが、しずかに聞いているので、となりの4歳のお部屋に行きました。
「これから、野菜を見てくる」「きゅうり見に行く」と、子どもたちが私に説明しに来てくれました。なるほど、これから一度実際にお世話をして、キュウリも収穫して、すぐに、その野菜の絵を描かそうとしているのでしょう。外についていきました。
 まだ、土の中にじゃがいもがはいっているうねがありましたので、そこのじゃがいもほりもしてもらいました。
 さて、そのあと教室に入った子どもたちは、どんな絵を描いたのでしょう。5歳児がそとにでて絵を描きはじめたのでその近くにいました。すぐに給食を運ぶ車が入ってきたので、給食をワゴンに入れ、クラスに届けました。
 それから、4歳のお部屋で、配膳を手伝いました。私がお魚や、みそ汁を入れて、前のテーブルに並べたのを自分で、どれがいいか、どれが多いか、きらいなのは、少し少ない目のをなど、考えながらも、スムーズに動き自分の席に座っていきました。
 その部屋で一緒に食べました。おはしを上手く使っている子もいれば、にぎりばしであったり、・・・いろんな子がいます。でもゆったりとした空気が流れ、楽しい食事の時間が過ごせているなあと感じました。

 給食のあと、職員室でいると、外遊びに連れてきた先生が、「ちょっと外を見ていて下さい」と、走り込んできました。一人子どもが教室に着替えに行くのをついていきたいので、外遊びに入ってほしいということでした。
 外は熱くても、子どもたちは笑顔で走り回っていました。


 ところで、3クラスを周り、どうしたらいいのかをちょっと結論が出ない思いがあります。
 部屋の温度設定です。各クラスとも違います。

昼食5、外でいる保護者に声をかけました。
 1、クーラーなし
 2、節電だから・・・28度
 3、子どもは、すごいあつがりで、26度くらいには・・・
 4、給食の時だけ、後は、なし。
4人の保護者がいても、それぞれバラバラの考えです。
私も、根拠をもっていないので、どれがいいかはわかりません。私は、発汗作用がある身体の成長が大事と思うので、給食食べるときくらいかけて、あとはなし、かなあ。クーラーのある公立幼稚園の方が少ないでしょうから・・。
でも、あれば使ってしまうのが人情。
先生方でも一度話し合ったらいいのだと思います。


  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月29日

カレーパーティー

 お世話になっている地域の方にたくさん来て頂き、カレーパーティーができました。サッカーボランティア先生・花ボランティア、どろんこあそびをお世話頂く方、サツマイモをお世話頂いている方、そして、評価委員の方々。
 朝から、5歳児が野菜を切り、それを使って子どもの目の前で先生とカレー作り。一方裏方で、何人かの保護者の方が、火のみはりばんをしてくださったり、お客さんにお茶などをだしてくださったり、後かたづけをして下さったり。
 教師は、前日も準備しましたし、当日の朝も7時半から厨房の方で、用意をしてくれていました。しかし、教師だけでなく、保護者のお力も得て、おいしく楽しいカレーパーティーをすることができました。

同時並行で、11時から学校評価委員の会もし、予定時間ぴったりで、12時からカレーを食べて頂けました。
たいへん喜んで頂きました。
保護者の協力も得て、教師も一つになり、この行事をとてもすてきにすることができました。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月28日

ドジョウくる

保護者の方が、太いドジョウを持ってきてくださいました。すると、それをまた、ちゃんと住みかを作って、表示をして、お世話をしてくださる保護者の人もいるのです。
一方では、バザーの書類を保健所に持って行ってくださる方もいます。バザーのおつりをつくるのに郵便局に10万円を持って、両替に行ってくださる人。ある会社にバザーの品物をもらいに行ってくださる人。土日にたくさん持ってきてくださったアルミ缶を整理してくださる人。一方では、明日の会議の机を一緒に運んでくださる方もいます。また、木曜日の講演会の資料をホッチキスで留めてくださる方もいます。

そうそう、梅が余ったからと、幼稚園に持ってきてくださり、それを梅ジュースにするように、その保護者がしてくださいました。また、明日のカレーパーティーのためのにんじんも、ジャガイモも、持ってきてくださいました。

なんと、千手観音様がついてくださっているように、・・・。


私は、その間・・・
5歳児と、スーパーまで、明日のカレーパーティーの買い出しに行ってきました。
片道ちょうど30分のところにあるスーパーに、担任の先生と2人で子どもを引率。

その間に、いろんなことを保護者がしてくださっていたのです。
いつもながらありがとうございます。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月24日

教育実習生2人終了

とても有難かったです。幼稚園は、人手がギリギリなので、教育実習生さんも一人前の仕事をしてくれます。ゴミ袋のあるところまでわかり、ゴミをすすんでしてくれたり、玄関掃除をしてくれたり。
最終日の今日も、6時頃まで残ってくれていました。
先生達が、来週のカレーパーティーの会議をその時間まで綿密に打ち合わせていたから遅くなったのですが・・・。

それにしても、今日、地域の方が、ビワを持ってきてくださったり、野菜ソムリエさんが、来てくださったり・・。みんなが関わってくれ有難いことです。  
Posted by 未来 at 23:49Comments(0)

2011年06月24日

研究会当日

教師が準備するのは、当たり前のことです。しかし・・・。

 当日(24日の朝)いつものように、玄関の外で園児登園を迎えていました。すると、3人の方が、花を持ってきてくれました。家に花があったのでということで、その方たちが、花瓶に生けて下さいました。玄関に一つ。協議会場にひとつ。お部屋に一つ。何も言ってはないのですが、研究会がありお客さんが来るからと気を利かせて持ってきて下さったのです。
 登園後、九時半ころです。私が、一人で草引きをしていると、坂のところでほうきのはく音がするのです。保育が始まっているのにと不思議に思い、見ると、保護者の方がはいて下さっているのです。私の顔を見て、「今日はお客さんがみえると聞いたので、ちょっとはかせてもらってます」と、おっしゃって下さるのです。
 花を持ってきて下さったり、玄関先を掃いて下さったり、なんともかともありがたいことです。
 私が、十分出来ていないことを、どんどんやってくださる方がよってきて下さいます。
 「私たちの幼稚園」という思いを持って下さっているのが、本当にありがたいことです。
 いつもいつも、感謝です。

 研究会の方は、たいへんいい機会になりました。
 きっと、授業提供した本人が、一番値打ちのある時間だったと思います。
 

  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月23日

研究会前日

明日は、5歳のクラスでの研究会。

午後から、保育料を納めに銀行に行く間に、職員で全てのことをしてくれていました。
研究協議会場もセットしてくれていました。
それでも、普段の仕事もあり、先生方は、先日の歯科検診が終わったので、その保護者への結果報告を書いていたりで、みなさん8時を回って帰りました。
明日は、晴れると言うことなので、いい1日になればと思います。

教頭のすることは、特になく、駐車場の整理、園の環境管理。協議会場の設置等。皆さんに、機嫌良く来ていただき、無事に会を終了すると言うこと。昨年等の、あと1ヶ月早く会があれば、スイカやカボチャ、ひょうたんの苗、あるいは、風船かずらもプレゼントしたのですが、すでに植えてしまっているので、お土産がないのが残念です。
目で見て、楽しんでいってもらいたいと思います。キュウリトンネルや、ひまわりの背比べ等、ささやがながらも、ちょっと楽しい「遊び心」ある環境を見ていってくだされば良いなあと思っています。
  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月21日

プール開き残念、延期

朝からの雨模様。プール開きの日だったのですが、明日に延期となりました。

本日新しい教育実習生さんが、やってきてくれました。大学まで、陸上部。インターハイにもでたという、ほんものの体育会系。得意は、走ることなどとプロフィールにあります。本当に、そこまでやってきた人は、来たときから、きちんと対応が出来ていますし、何をすればよいのかを考えて、動き出します。
 今年は、いい学生さんばかりが、来てくれています。ありがたいです。
 順番で、今週、研究授業があるクラスに配属になっています。きっとその担任の先生も、研究授業の準備等で、助けてもらえるだろうし、教育実習生さんは、そのような研究会を迎える一週間の様子を見ることができて、どちらにもいいことだなあと、思っています。
 私の言葉では「ついてる、ついてる。仏さんがついてる。」となりますね。

 蛇足ですが・・・
 日曜日、散髪をしました。私を見て、子どもたちもわかるのですね。「教頭先生、髪きったんやね」などと、たくさんの子どもが言ってくれました。子どもたちにも話しかけてもらって、ありがたいことです。
  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月20日

グンと生長。癒し空間

この土日で、園庭の全ての者が、ぐんと生長しているのです。20センチ以上伸びているひょうたんのつるもあります。全く、ビデオの早送りのように、園庭の様子が変わっていることに、びっくりです。
芝の緑も、濃くなっている気がします。
「生きているぞーーーーー」と、園庭のいろんな野菜や草花が言っているようです。

今まで、幼稚園に勤めていなければ、これらの景色を見ても目に入ってこなかったでしょう。忙しく、それらの前を通り過ごすだけで。見逃していただろうなあ。
いま幼稚園でいて、ありがたいことに、ながれる時間がちがうからなあ。子ども達と一緒に、キュウリの前でも、ひょうたんの前でも、コスモスの前でも、ゆっくりと、立ち止まって、それらと話しが出来るからなあ。
有難いことです。

癒し空間にどうぞ、お越しください。
濃い緑の芝生の上、ベンチに腰掛け、野菜や、コスモス・ひまわり・アサガオの一つ一つをゆったり見ていると、・・・・。
  
Posted by 未来 at 21:43Comments(0)

2011年06月20日

教育実習生終了

3人目の教育実習生さんが、金曜日に終了しました。
やはり、放課後が、いろんなことがあり忙しいので、職員朝礼で、会をしました。まず、実習生さんに感想の一言を言ってもらいました。実は事前予告なしで、その会に臨んだのです。しかし、実習生さんは、すぐにきちんと一言を言ってくださいました。私は、それがすごいことだと思いました。高校生から、大学生になり、2ヶ月しか経っていない子が、そういうふうに社会人の中で、きちんと話が出来るのです。
そのあと、教師が一言ずつ良い、最後に私が言いました。

 この経験は、2週間だけど、とても貴重な経験になることだと思います。
 私自身が、いまだに実習ノートを手元に置いてあり、そのときに5月の鯉を制作したことを覚えているのですから。教師になったら、実際に保育を見ることが少なくなり、ここで2週間手を取り教えてもらったことを思い出すことがあると思います。
 今は、十分に何が良い保育か、何が、大事なのかが、わからなくて当然なのですが、自分が仕事しだしてから、少しずつここの実習のことを思い出し、この2週間が貴重な日々であったことをじわじわと感じてくると思います。
 いつでも、この幼稚園を訪ねてくだされば、出来ることは何でも協力できること思います。これから先、一緒に幼児教育をしていく者同士と言うことで、今後ともよろしくお願いします。

というようなことを言いました。
 また、放課後その実習生さんが帰るときには、園でいる先生全員で、門を出て見えなくなるまで、見送りました。
 私は、最初に職員との顔合わせで、職員も全員立って、互いに挨拶を交わすこと。そして、最後に全職員で、まとめの会をし、そして、きちんと玄関で見送ることがとても大事と考えています。
 実習生さんも大事にされていることがわかるでしょうし、それよりも、自分たちの園は職員全員が、1つ1つものごとを丁寧にしていく集団であると言うことを自覚するためです。

お客さんが帰られる場合も、立って挨拶するのが当たり前のことだし、みんなで迎えたお客さんが帰るときは、みんなで玄関で見送るのが当然です。


さて、5人目の実習生さんが、月曜日から来てくれます。
秋にもう一人。今年は、6人の実習生が来てくれます。
昨年は、一人もなかったのに、このような年もあるのですね。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月19日

アゲハチョウにサナギから変身

サナギから、成虫に。
金曜日の6時過ぎに、職員室に先生が、飼育箱を持ってきて、「もうすぐ出てきそうな感じがするのです。今日持って帰ろうと思うのです。」車で、揺らしたらどうかなあということで、教室の前に置きに行きました。
6時半に、教室の前に行くと、アゲハに変身しているのです。
今出たばかりで、ハネが柔らかく、広げたり閉じたりを繰り返し、ハネを乾かしているように感じました。といも不思議な感じです。サナギは、ずいぶん小さなものなのにこんなに大きいハネを持つアゲハチョウが、その中から出てくるのですから。

私自身も、小学校の教室で飼っていて、成虫になる瞬間を子ども達と見守ったのが、1回だけです。
6時から、じっと職員室で見守っていたら良かったのにねえと、話しをしました。もう一つ、さなぎになっています。さて、その方は、子ども達の前で、変身する姿を見せてくれるのでしょうか。

子ども達は、絵本「はらぺこ青虫」とくっつけて、この幼虫からさなぎへの変身を見守っているようです。
さて、これから楽しみです。この蝶の成虫への変身が、子ども達の遊びにも、何か変化を見せさせることになるのでしょうか。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月18日

動機付けと、集団ルール

4月からスタートした、3歳・4歳・5歳の各保育の取組も、2ヶ月間が過ぎ、安定してきた様子があります。
 4月の合い言葉は、「安心」だと思います。
 「渡る世間に鬼はなし」この幼稚園は、安心して、遊べる場所だなあと、子どもも保護者も体を通して、感じるような取組がそこにあったのだろうと思います。3歳児では、初めての社会に出て、家庭では味わうことの無かった、お母さんと数時間別れて過ごす寂しさも感じるでしょう。友達との遊び道具の取り合いも起こり、自分の思うままには出来ないで我慢する場面もあるでしょう。
 そんなことがあっても、やさしく、自分を認めてくれるお母さんのような安心できる先生がいつもいるから、ここに来ても大丈夫。また、ときにはいやなこともされるけど、ともだちたくさんと一緒に過ごすことが、一人で家で過ごすよりも楽しいこともあるなあ。
 きっと、そのようなことを幹事ながら、だんだんと、このお部屋で過ごすことに、安定感を持ってきているのだろうと思います。

 5月・6月は、動機付けと、集団ルールだと思います。
 分けるとすると、5月は、集団ルール。6月は、動機付けです。
 3歳の子ども達にとっては、初めての集団生活です。まず、靴箱に靴を入れることも初めてです。玄関に脱いでいたら良かったくつを靴箱に入れなければなりません。上靴を履きます。家では、上靴は履きませんから、これも初めての経験です。たくさんの友達と過ごすのも初めてです。
 このように集団で過ごすから、みんなが気持ちよく過ごすために、集団で過ごすときのルールがあります。それを1つ1つ理解しながら、体験的に学んでいきます。
 トイレに行くときも、上靴をきちんと脱いで、トイレから出るときは、トイレのスリッパを並べて出ます。これも、体験的に理解していくことです。

 6月、は遊びへの動機付けです。(4月・5月にも並行的にこのことは行われているのですが)
 幼稚園での過ごし方が自分の物になってきたなら、そこでしっかりと楽しく遊ぼうというのが、自然な流れです。
 もちろん子ども達だけでも、遊べますが、そこに先生が加わって遊ぶことで、楽しさが倍増します。ときには、遊びのリーダーとしての先生の役割があります。それから、子ども達が思っている遊びが広がるように、先生が、いろんなものを用意します。さりげなく用意したものを子ども達が自分たちがここにあったものを自分たちで見つけて、自分たちで考えて遊ぶのだと、主体的な遊びが始まります。
 先生方に言ってます。
 しっかりと、遊ぶ子どもの後ろには、しっかりと遊ぶように支援している教師がいるからだ。
 
・・・・・・・・・・
 今、5歳の子ども達は、お店屋さんごっこをしたいと思っています。ジュースを作って売りたいと思っています。
 先生は、ジュースを楽しく作るために、ジュースに見立てる素材をさがしています。色が付いているハッポウスチロールの小さな玉のようになったものを用意してそれをコップに入れることで、泡が出ているサイダーと子ども達は見立て遊びをするだろうと、それをさがしています。
 また、一方で、勉強ということで、各自プリントをする何人かがいます。個別にプリントに何か書くことをして遊んでいます。そこには、平行遊びがあるのですが、関わりは見られません。5歳児ですから、この何人かの遊びに関わりを持たせたいと先生は、考えています。その場に「教師」の役割を登場させれば、変化が起こるだろうと考えています。
まず、先生が、博士のような「先生かんむり」を作り、簡単プリントを用意し、プリントに丸つけする役割を演じます。きっと、その先生役になりたいという子どもが出てきます。そうしたら、先生が役割を交代します。すると、子ども同士で、先生と生徒のやりとりがある遊びが発展するのでないかと、考えています。

・・・・・・・・
この上記の部分は、金曜日の放課後(といっても、夜6時から7時過ぎ)に先生と私も混じって、「子ども同士の関わり」ある遊びを展開したいという担任の思いをうけ、来週の遊びをどう発展させていったら良いかを話し合ったものである。


私が、幼稚園に勤めだしたのが、4年前。
自分の子どもも幼稚園にお世話になったのにもかかわらず、幼稚園が教育の場だとは、失礼ながら考えていなかった。「元気に毎日通ってくれたら」とだけを考えていた。
勤めだして初めて、幼稚園の教師は、意図的教育をしているのだと言うことが、初めてわかった。

上記の5歳担任は、この土日に、子どもが店屋を楽しむための素材を用意している。また、先生役のかんむりか、ネームプレートを用意している。その用意をして、月曜日に、子どもの遊びに変化が出るのを楽しもうとしている。

 教師は、遊びの環境をを準備することで、子どもの遊びへの「動機付け」を枝葉としている。もう一つは、言葉による動機付け、教師の態度による動機付けである。

 金曜日、遊戯室につくった遊び場をさるとき、
 「今日みんなで家づくり(お店あそび、勉強遊びも、その家づくりの発展である)おもしろかったね。また、月曜日にこの続きをみんなでしましょうね」と、子どもに投げかけているはずである。教師も月曜日の遊びを考えるし、子ども達も、さらにどう遊ぼうと、考えて月曜日登園する。
 その主体的に遊びに没頭しようとする園児と、そのように汗をかくくらいその遊びを楽しんでほしいと思い準備する先生がいて、幼稚園の「遊びが学び」という、意図的教育が為されている。

 教頭である、私も、その一員として、幼稚園の園庭環境をふくめ、園全体の環境が、子どもの学びにつながるような、楽しくおもしろいところにしようと、私自身も楽しんでいる。


改めて、書きたいが、金曜日に、アゲハチョウが、サナギから、チョウになった。
夕方6時半の出来事であった。
子どものいる前で、チョウになったらと思っていたが、・・。
サナギを見ていて、それを元の場所に置き、また見に行ったら、まだ柔らかいハネを広げたり閉じたり・・。


子どもも変化し、教師も変化し、アゲハも・・・。
変化する事が教育。これからもいろんな変化を楽しむ幼稚園にしていきたい。
 
  
Posted by 未来 at 13:13Comments(0)

2011年06月17日

3歳児のカタツムリ制作

3歳のお部屋で、カタツムリを制作していました。カラは、紙皿。体は、先生が切ったいろんな色の画用紙。つのは、アイスクリームの木のスプーン。そこにくりくり動く目。
かわいいカタツムリができあがっていました。自分で作りできあがったカタツムリを手にして、「でんでん・・」と、歌いながら嬉しそうに部屋の中を散歩する子ども達。
なんともかとも、かわいらしい光景でした。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月16日

1日で直径30㎝の蜂の巣

「直径30㎝の蜂の巣ができてる」との声で、園庭に出ました。
本当です。昨日の放課後、みつばちの大群が飛んできて、スゴイことなっているということを保護者の方に教えてもらっていました。そして、1日経った今日の様子が、30センチのラグビーボールのようなものが桜の木の枝についているのです。
まず、園長に報告です。「夜動かないから、今日とらななあ。刺されたら大変やから」との電話での言葉。
さてさて、それが4時過ぎのことでした。どうしたら良いのか。噴射式の殺虫剤があるということも聞きました。市に報告したらと言う言葉も・・・。
しかし、この蜂はたしかにみつばちだから、と考えていたら・・・。
私の友達に、みつばちを家で飼っている人がいることを思い出したのです。確かに携帯の中に番号がありましたので、電話してみました。すると、二つ返事で、2時間後に来てくれることになりました。
6時半に園に来てくれました。みつばちの巣箱を持ってきました。「これらもハラ減っているだろうから・・・」みつばちの巣箱の中の蜂の巣のようになったところをヘラのようなもので少し切ると、・・。なんと、なめてみるとおいしい蜜でした。それを用意し、それから脚立にのぼり、網を持ち、みつばちの固まりをその網に落としました。その後、半時間くらい時間を待つと、ほとんどのみつばちが箱の中に入っていました。ラグビーボールのようなのは、蜂の巣でなく、蜂が重なり合って固まっている所だったようです。うまくとってくれる友人がいて有難かったです。
 8時前、みつばちの件も一件落着し幼稚園を後にしました。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月14日

面白いくらい、忙しく1日が・・・

子ども達の登園を迎えながら、ひょうたんのつるが上に伸びるようにひもでとめていた。すると、園舎の中から、呼ばれてそちらに走る。バザーの張り紙を小学校まで一緒に貼りに行く。
戻ってきて机で、私が、こちらで、書類を作っていると。もう一代のパソコンで、役員さんが、書類を作ってくださってる。プレイルームでは、手作りおやつの後始末で、書類をせいりしてくれている。また、役員さん達が、会を開いてくださっている。そこに、教育実習生のがんばりを見に大学の先生が来られる。
そのあいまに、明日の「未就学園児のつどい」の問い合わせ電話やらが・・・。
昼前になると、ライスセンターからごはんを運んできてくださったり、給食のおかずを運んで来てくださったり、そして、園長が園に来てくださり、打ち合わせ。
外部評価委員の委員会の日程が決まると、その書類を作り、小学校に持って行って園長に見せてから、委員さんの書類を作り単車で配りに。同じ日に、カレーパーティーをするので、その方も地域のボランティアさんたちに配るお誘い文章を作る。
そんなところに、昨日まで実習をしていた子が来てくれ、書類のことを聞かれたり・・。宅急便が届いたり・・・。
それでもなんでも、一度各教室の様子を見に行ったり。
夕方、明日お客さんが来られるので、花や御菓子を買いに出に行ったり。明日提出しなければ行けない、保育指導案を見て、コメントを行ったり。あるいは、外で、植木鉢を10ほどひっくり返し、フウセンカズラの生長してきたものを植木鉢に植え替えたり。

面白いほど、忙しく1日が過ぎていった。
こんなに仕事が出来るというのが、有難いことである。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月13日

植物の息を

日曜日、2時間ほど、幼稚園にいました。
園庭を歩くと、園庭の周りに植えているいろんなものが息をしているように感じるのです。
キュウリは、実をつけているし、ひょうたんは、ひげの手を運と伸ばして・・。ゴウヤも網の上に伸びようと・・・。
そして、一面の芝生も、ぐんぐんと、緑に、そして、伸びようと。子ども達の一人一鉢のミニトマトも・・・。
静かな園庭なのに、すべてのものが、ぐんぐん生長しようとしている勢いが、伝わってくるような感じがするのです。
すごいものだなあと思いました。


  
Posted by 未来 at 00:37Comments(0)

2011年06月12日

「チョウは、蜜柑の木を家にしてるよ」

チョウは、蜜柑の木を家にしてるよ

ある子が、私にそんな風に声をかけてきました。
だから、私は
「チョウは、ミカンの葉っぱが好きなのかなあ」と、応えた。
すると・・・・・・

「○○の宿題にあった」
と、言うのです。

この子は、実体験をしたのではなく、宿題のプリントか何かに、チョウは、ミカンにタマゴを生むと、書いていたのか、習ったのでしょう。
こんな周りにチョウがいるこの地区でも、体験でなく、紙の上の知識として、はいるのだなあとびっくりしました。
是非、チョウのタマゴが、あったらこの子に見せてあげよう。そうすれば、紙の上の知識が、ホンマ者の学びになるのだろうなあと、思っています。


それにしても・・・これでいいのでしょうか。
しかし、現実です。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月11日

人間磁石

「人間磁石」・・・私の造語です。
先生方に、あるいは、教育実習生にも、なにせ、これを日々言ってます。
別の言葉で言うと「間合い」です。剣道で使うと思いますが、相手を感じて距離をとることです。
教師として、保育者として、相手との間合いを感じながらいることが、大変大事です。私は、「必要なときに、必要なだけ、相手に支援ができるように」その場にいることを言ってます。
周りを感じないでいるのではなく、常に周りを感じながらいることで、危険を未然に防ぐような、ピンチをチャンスにかえることが出来たり、子どもが変化・成長する場面に出会え、発見的理解ができたりするのです。
 格言で言うと「用意した者に、チャンスがくる」のです。
 棚からぼた餅でも、手を受けているから、それを受け止められるのであり、手を出そうと思っていなかったら、どんなチャンスも、過ぎ去っていきます。

私は、短い人生を前向きに楽しむために仕事をしています。
例えば、申請をすれば、全国の中で50校がもらえる基金の話があれば、参加することに意義があり、今の園でこれがあれば変化出来るなあの思いで、申請書を作っています。

しかし、自分一人でなく、地域や、保護者や、関係者など、いろんな人の力を借りながら、ものごとを進めるのが大事だし、自分一人では、渦は出来ません。
プールの中で一人が歩いても何も起こりませんが、みんなが一緒の方向に歩くと、プールの中に、水の流れが起こり、渦になります。一人の力では、何も変化しませんが、みんなの思いや力が重なり合えば、大きな渦となるのです。その渦の起こったプールでは、みんながその水の流れに乗っかって、楽しむことが出来るのをみんなが経験していると思うのです。
一人一人が、がんばらなくても、一緒の方向に歩くだけで、大きな力が出るのがスゴイですよね。

今の幼稚園が、その渦が出来てきていると思います。みんなで、変化を起こしているように思います。

蛇足ですが、私があまりにも園の宣伝をするので、信愛短期大学の先生も、来週に一度寄ってくださることになっています。いろんな方の目で見ていただき、さらに良い変化を起こすことが出来ればと思っています。

短い人生、子ども達がよりいきいきとする環境作りを考え、楽しむように仕事したいです。  
Posted by 未来 at 11:24Comments(0)

2011年06月11日

教育実習生激励に学長来園

なんと、こんなことは初めてでびっくりしました。
今、大学のホームページを見させていただきましたが、当たり前ですが、学長メッセージが写真入りでありました。確かに、今日うちの幼稚園に来ていただいた、常磐会短期大学の安谷屋学長さんでした。
その大学から1名教育実習生が来ています。その子を励ますために見えられたのです。なんと、その子も幸せです。学長自ら来てくださるのですから。
あと、1園を午後に行くと言うことだったので、10時から11時半までの1時間半ほど園で過ごしていただきました。園庭の様子も見ていただいたり、有難い時間でした。
ありがとうございました。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)

2011年06月10日

涙の教育実習生とのお別れ式

3週間教育実習をしてくださった方が、今日で終了。
今日が職員が忙しいので、昨日の木曜日の夕方に「お別れ式」をしました。と、いっても全員が一言ずつ送る言葉をいい、実習生が一言。そして、実習担当の先生が一言いうだけのシンプルなものです。
しかし、3週間お世話をした先生も涙しながら、実習生も涙しながら、学んだことをしゃべるのです。

この幼稚園では、入り口と出口はきちんとしています。中学生の職場体験でも同じようにしますが、やはり涙が出るのです。精一杯やり終え、ひとつのことをのりこえたということでしょう。
昨日も、とても良い会でした。

すてきな2人の実習生さんごくろうさまでした。Nさんは、見る視点がすばらしい子です。Mさんは、笑顔がすばらしい子です。本当にずっといてほしい実習生さんですありがとうございました。。  
Posted by 未来 at 07:01Comments(0)

2011年06月09日

教頭会で研修会

信愛女子短期大学の森下順子先生に来ていただき、研修の機会を持ちました。

和歌山市の全ての園、13園の管理職が集まり、研修する機会を持てたと言うことは、大変意味あることだと感じています。
森下先生には、大学で講義をするように、また、1年間で教えるエッセンスを1時間半でお願いします。そして、小学校の教師から幼稚園に来たものが多いので「幼稚園教育の基礎基本」をお話しいただきたいと、お願いしました。
「幼児教育・保育の基礎講座」というタイトルでお話ししただきました。
先生の話のはじまりに「和歌山の子ども達、そして、地域に少しでもお役に立てればの思いで・・・」という言葉がありました。本当に有難いと感じました。

・・・・
1.保育という言葉
2.幼児教育・保育はなぜ必要か
3.幼児教育・保育の意義
4.保育の目的
5.保育の基本
6.日本保育学会に参加して

特に、6は、先日参加されそこでのことを私たちに伝えてくださったのでしょう。
○災害における子どもと保育ということで、「自分の命を守る力」「人間として生きる為の知恵」ということを語ってくださいました。

熱く語られながらも、時間通りに、お話をまとめられ、さすがだと感心させられました。その後、11園の教頭と、2園の園長が1人ずつ感想や質問、おれいの言葉を言いました。

良いかいきんしょうをもてたこと本当に有りがたいと思っています。  
Posted by 未来 at 07:33Comments(0)