アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 21人
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村 地域生活ブログ 和歌山情報へ
オーナーへメッセージ

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


QRコード
QRCODE

2009年11月04日

子どもの様子をゆっくり見せてもらい

私自身が、なかなかゆっくりと保育されている部屋で過ごすことは、少ない毎日です。
給食の様子をのぞきに行ったり、泣いている子がいれば、どうしたのかと見に行ったりと、毎日必ず保育室に出入りはしていますが、じっくりと子どもの遊ぶ様子を見ている時間を持っていません。
もちろん、来客があったり、電話があったりすると、職員室に戻る必要があるのですが、先日、ひさしぶりに1時間ほど子どもの中に入らせてもらいました。電話の子機をポケットに持ったままですが、ゆっくり子ども達の様子を見ることができました。


■遊びの中での学び

・お片付けになったら遊びを終える
二時の帰る時間が近づいたときに、今遊んでることをいったん終わり、プリントを鞄に入れる作業を一斉に始めます。しかし、遊び続けたいという思いがあるのは当然です。でも、いったんやめてプリントを先生にもらいに行きカバンに入れなければならないのです。
続けたいという気持ちと葛藤しながらも、集団の中でみんなと生きるという練習をしているのだなあ。

・一緒に一つの遊びを遊ぶ
ダンボールをつなげて連結した車を作っていました。その一つ一つの車(車両)に一人ずつが入り3人で動いていました。
 その長い車を動かすためには、3人の気持ちが一つになる必要があります。「いくで」など前と後ろの子どもの呼吸を感じながら動かしています。
 時には、その車の前に他の遊びをしている子どもが立ちふさがる場面もあります。うまくどいてもらわなければ、前には進めません。
 あるいは、先頭の車に乗り、運転手になりたいのですが、タイミングを見て交代してもらう必要があります。
 また、他の遊びをしている子どももこの遊びに入る時のタイミングもあります。無理矢理は参加できません。
 理屈で考えているのではないでしょう。遊びの中で、自分だけでは、その遊びが成立しませんから、他者のことも考えながら遊ぶということを体で学んでいるなあ。

・遊びの合体
 一人の子どもは、マクド屋さんのようなことをしています。紙コップに食べ物に見立てた物を入れて、私にも「食べて」と、持ってきてくれました。もう一方で、大きいダンボールのフタを船に見立ててその中にいる子どもがいます。その船の中に、マクドセットの箱を置いて良いよと声をかけています。
 船の中にマクド屋さんができ、船の子どもが食べています。
 一人ずつ遊んでいた子どもが、いいタイミングでお互いの遊びを合体できるような、一緒に楽しめる遊びへと発展させているのです。

・平行遊びの物作りの中で
 車を作っている子供がいます。隣で作っている子が、車を黄色い和紙できれいな車を作っているのに刺激され、白い和紙をダンボールにまきだしました。
 一つの車を一緒に作っているわけではないですが、マネながら学んで行っている様子があります。


■次回の環境づくり
1.私が作っている「丸く切ったダンボール」など、ダンボールのいろんな形のを置くとどうだろう。
 ・・・ダンボールは、固いので、子どもには作業しずらいから、形の切った物があると、乗って遊ぶだけでなく、くくる間を作りながら遊ぶような子どもの様子が出てこないだろうか。
また、和紙でダンボール箱をまいている子ども達も、それを利用し出すのではないだろうか。

2.プラスチックの細い積み木を片づけたらどうだろう。
 ・・・剣をつくりをして一人遊びをしている子が、違う遊びに目が向くのではないだろうか。

3.食べ物屋と、車作り、車遊びにエネルギーをいれている子どもが何人かいるので、その遊びが発展するような、素材の援助をしたらどうだろう。
Posted by 未来 at 00:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。