アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 21人
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村 地域生活ブログ 和歌山情報へ
オーナーへメッセージ

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


QRコード
QRCODE

2010年03月28日

地域の中に園がある

「園のまわりに地域があるのでなく、地域の中に園がある」という視点。

幼稚園は、
・・・地域の幼児教育の中心地
あるいは
・・・地域の幼児教育のセンター的役割
または
・・・地域の幼児教育の担いどころ

先生方には、幼稚園に通ってくる子どもが対象なんだけど、常に地域全体の幼児教育の充実を考える視点を持つ姿勢を大事にしたいと、話している。

具体的な取組とすれば、未就学園児の居場所提供が考えられる。
同時に、老人の居場所的な事できれば、三世代交流の場所となる。

■園庭の芝生化に取り組む予定である。
園庭を裸足で遊べるような芝生にする。未就学園児と、幼稚園児と、そして、元気なお年寄りが、芝生のある園庭でいるイメージである。

■元気なお年寄りは
9時から12時まで、いつの時間帯にでも園に来て、園庭にあるプランターで花を育ててくれたり、草引きをしてくれたり、あるいは、ひなたぼっこをしてゆっくりしたり、部屋の中で、談話して利しているイメージである。
ときには、絵本の読み聞かせや、お手玉、水鉄砲などで、園児との交流も企画できる。
幼稚園児を少し、距離を開けて見守っていただける、あるいは、環境面での応援をいただける、さらに、園児にゲストティチャーとして直接指導の機会もある存在である。

■未就学児は、
9時から12時のどの時間帯でも、園に来て、芝生の上で、日光浴をしたり、うさぎにエサをあげたり、または、部屋の中でくつろいだ時間を過ごしているイメージである。
まずは、孤独化した乳幼児を持つ母親が、自分の地域で同じように子育てをしている者同士が仲良くなる機会提供になるように思える。

■園児は、
9時から10時までは、「自由遊び」に年間通して計画している。これは、今年度を教育計画を見直す会議で、来年度の一日の流れを考え、職員一同で、合意している。
この9時から10時の自由に園庭で遊ぶ際に、いろいろな交流が起こるはずである。また、たくさんの目で遠目から見守っていただき、安全にも配慮できる状態になるはずである。

■教育ボランティア
一昨年、大学生の方が金曜日は授業がないので、1年間のボランティアをさせてほしいと、3歳の部屋に入ってくれた経験がある。
その方は、大学を出ると同時に難関を突破し、「公立幼稚園教諭」になられた。
難関を突破して、なるくらいの人だから、1年間の教育ボランティアに自分から希望して来てくれたのだと言えるかも知れません。その人が幼稚園の採用試験の中で「『3歳の保育についての・・・』という論文テストがあったのですが、その3歳の担任の先生が保育している様子を思い浮かべるとすらすら書けました。そのおかげで、合格できました」と、おれいの言葉をいってくれ合格の報告をしてくれたことを思い出します。
そんなに感謝できる人だから合格できるのでしょうが、その人が言ってくれたように、実際の保育を1年間ついて実地研修をすることは、たいへん意味のあることには、違いありません。

私も、カウンセラーの実際のカウンセリングに1年間入らせていただいたことがあります。そのカウンセラーは、今は、大学の先生になっておられますが・・・。大変意味ある時間だったと今でも感謝しています。

実際の保育場面を経験できるのは、学生であればこそ経験できる貴重な体験です。

どんな形であれ、将来教師を目指す方が、教育ボランティアとして、かかわってくださればと思っています。私自身、小学校の教師からです。幼稚園教諭になるのでなく、小中の教師を希望していても、幼稚園で先生の対応を学ぶのは、大変意味があることです。
大学生で教師に決まった私の教え子にも3日間のボランティアにぜひしたらと提案し、以前に教育ボランティア体験をしてもらったこともあります。

ともすれば・・・小学校以上であれば、言葉で言えば通じると思い、教師の一方的な指示で、子どもを動かそうとします。「相手の気持ち」を考えず、「こちらの気持ち」で、動かそうとしてしまうのです。
幼稚園では、そうはいきません。反応が正直とも言えます。
「子どもをその気にさせる」指示をだす必要があります。当然相手の気持ちを考え指示することになります。
教師の力量がなければ、禁止語ばかりになってしまうでしょう。その点は、小学校でも同じですが。
とにかく、大変な専門職だと思います。目から鱗でしょう。
それを身近で体験的に学ぶ機会となる、教育ボランティアは、幼稚園にとっても有難いし、そのボランティアにとっても有難い体験になると私は思います。

・・・きっと、魅力ある幼稚園として、開いておけば、そういう積極的な教育ボランティアの方も来てくれることと信じています。


■人間力がつく場
人がいて、互いに刺激が得られ、成長できる場。
幼稚園児は、3歳ではいってきた時と、5歳で卒園するときでは、すばらしい成長をとげています。
「かさをたたむ」という行為一つでも、お母さんにしてもらっていたことが、自分で傘をまききちんと処理して、傘立てにいれられるようになるのです。3歳で「線がき」だったスパゲッティの絵が、形ある絵になっていくのです。すばらしいとおもいます。
幼稚園児だけでなく、そこが交流できる場としてそんざいすれば、未就学児の乳幼児も関わりによって育つ場となるでしょうし、その乳幼児を持つ保護者の方も、親として育つでしょうし、みんなが育ち逢う場としての、地域の幼児教育のセンター的な場としての存在意味があるように思うのです。
私自身の成長や教師の成長もです。
そんな、みんなの人間力が育つ場として・・・改めて、小さな一歩がスタートする来年度にしたいと思っているのです。
Posted by 未来 at 00:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。