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2014年08月15日

自己有能感を育てる遊び

参観させていただいたある保育の一コマ。5歳の子どもが、車を作っていた。もうダンボールで車の形になっているのだが、ハンドルを取り付けようとしている最中だった。
ダンボールに割り箸を差し込み。ハンドルが回るように工夫されていた。しかし、反対側からハンドルに使った割り箸が飛び出しているのが気に入らない。それをハサミで切ったり、ガムテープで出ないように貼り付けたり。
自分の課題に全力で取り組む姿がある。それを担任も、周りの仲間も肯定的に見守っている。
やっている子どもは、自分が試行錯誤してやっている努力や工夫を周りから認めてもらっている空気が伝わるので、意欲を持ってそのことに没頭している。
なんとかしてこのハンドルをうまく取り付けようと子どもなりの智慧を働かせ、工夫し、全力で頑張る姿があった。この姿を見ながら遊びに没頭した中に根性や忍耐も目標に向かう強い意志などが育まれているすばらしい場面だなあと、しばし見守った。
このような「遊び」の中から、やればできるという気持ちや、また挑戦してみようという意欲など、自己有能感が育っているのだと思った。
保育者として、子どもが何かに挑戦する姿をあたたかく見守るその支援する姿こそが、大事なことだと思っている。

もちろん、保育者は、リーダーとして指示して全体を動かす場面も多くある。
もう一方で、子どもが好きにことをして、しっかりと遊ぶ姿を肯定的に見守り、さらに熱中したり、意欲的に遊ぶ姿になるように、適切な支援が出来るセンスを身に付けたいものだと思う。

子どもと囲碁将棋、オセロなどをする。
いとも簡単に、こちらが勝ってしまえば、子どもの意欲がそがれてしまう。
野球が上手いお父さんが、キャッチボールをしようと子どもがさそってきたので、ここぞとばかりに、鍛えようとしたら、二度とお父さんとは、キャッチボールもしたくないという子どもに育った実話が近くにある。
子どもの可能性を十二分に発揮させるための支援の在り方を学ぶことが大事に思う。  
Posted by 未来 at 18:59Comments(0)