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2009年01月21日

どんなすてきな自分を見てもらうのかな

毎週月曜日には、「週案」を出すようになっています。
一週間の予定表です。その時間には、どんな保育の時間になっているのかがわかります。そして、ことがら以外に、内容・目当てなども書いています。
 
 月曜日に、サッカーの先生がボランティアで来てくださいます。クラスで30分「サッカー教室」をしてくださいます。そのサッカー教室の前の時間のことを週案にこんなことを書いている先生がいます。

 10時 「サッカーの先生に、どんなすてきな自分をみてもらうのか話し合う」です。

 帰り際にお聞きしますと、子どもたちに「どんな・・・」と、話をしたようです。子どもたちは「先生の目を見て話を聞く」だとか、「しっかりと運動する」、「先生の話しているときは、静かにする」など出たようです。そこで先生は、「そう、そんなすてきなところをみてねらうんやね。先生は、そんなすてきなみんなの様子を見てもらっているか、後ろで見てるよ」と、言ってサッカー教室に参加したのだそうです。子どもたちは、目当て通りに、お話もしっかりと聞けていたというのです。なので、お部屋に戻って、そのことを「すてきなみんなの姿を見てもらえたね」と、振り返りをしたのだそうです。

 目当てを持って参加すると言うことは、大変大事なことだと思うのです。その場で「静かにしなさい」と言ってもそれはその場しのぎで、積み重ねにはなりません。事前に目当てを持って参加し、そのことの後で、「振り返り」をします。そうすることで、集団としての価値の積み重ねになっていきます。
 小学校では、「掃除」なども同じです。「当番活動」や「遠足」・・・。時には、学習も、その時間の前に、どんな目当てでこの1時間を過ごすのかを確認し、授業をします。そして、授業の後で、振り返ります。
 集団としての価値観作りは、事前・事後の指導があるから出来ていくと思います。
 
 そのクラスが、教師の話、また、友達の話をしっかり聞けるようになった大きな一つとして、このような指導が日々なされていることがあるからだと、すばらしい指導の一端をかいま見た気がしました。  
Posted by 未来 at 20:10Comments(2)