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2012年06月17日

よいレクには、ストーリーがある。

レクを保育と、置き換えても通じる。
よい保育には、ストーリーがある。
また、今の遊びが、どこにつながっていくのか、ストーリーをイメージすることも大事。
この遊びが、どのような学びにつながるのかも、やんわりとイメージする。
そうすることで、今している遊びが、ここだけのことで終わってしまわずに、発展的なものになる。

以下のことは、5歳児の担任が、朝の読書会で語ったことである。
一人の子どもが先生に、「なんの音」と、音を先生に聞かせた。その遊びをそのこと楽しんだ後、先生が、みんなにもその「音あて」をしたらみんなも喜ぶと、提案。
朝の会で、音遊びをみんなで楽しむようになった。そして、かわり交代に、音クイズを出す子が出てきたという。

「教師がメガホンの役目をする。」そのように私は言っている。
この場合、1人の子どもが始めた音遊びを学級全体で楽しめるように先生が、広めている。メガホンのように、小さな1つのことを教師の力量で、教室の遊びとしている。
教師が、こうなったらいいのになというイメージを持っている。そして、遊びの中に学びを見つけている。だから、よいストーリーとなって遊びが発展していく。

キュウリを育てるのもそうである。
苗を植えて、水をあげる。生長を見守り、生長の「今日見つけ」をする。

5歳の先生が言ったこと。
先日1本できた翌日、子ども達は「今日は僕のキュウリも大きくなっているハズ」と、畑に出かけたようである。しかし、まだキュウリは出来ていない。がっかりしていた。

すばらしい学びをしている。そうか、キュウリは1日では出来ないのだと実感できている。それが学びだ。
早く出来ないかなあ、待ち遠しいなあ。そして、小さなキュウリを発見し、それが大きくなるのを毎日水やりしながら見守る。
ある日突然手に入ったのでなく、待ち遠しく思いながら生長を見守り、やっとキュウリが大きくなって手に入る。
 大きくなるまで、「待つ」というのも、とても大事な学びである。

キュウリなどは、幼児が待つことを学べるよい教材だと思っている。もちろん生長の変化を見守るのにもよい教材である。1年じっと待つのでなく、わりあい短い時間、数週間の待ち時間で変化があるからである。
一人ずつ苗を植えて育てていることが、何かしら子どもの学びにつながるに違いないと思っている。

   
Posted by 未来 at 02:20Comments(0)