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2010年12月08日

人間化の条件&幼稚園の現代的意味

2010年12月4日和歌山大学、教育研究会「和歌山大学長 山本健慈 先生」の資料から

■ヒトが人間となる過程
・人間は動物としての「ヒト」
・幼い「ヒト」は、同世代の「ヒト」と交わらないと「自分」とは違う欲望、「自分」とは違うものの感じ方を切実に「存在」を意識しない。
・「他者」という存在、その「他者」とは違う「自分」という存在を意識して、はじめて「コミュニケーションの技術」他者のなかで生きていく方法」の必要が生まれる

■→「人間化」の条件
・群れがある
・トラブルがある
・傷つけ、傷つけられ、こころが動き、表現する

■人間かを疎外した条件
①群れを失う
・大家族→核家族
・兄弟姉妹→少子化
・ムラの崩壊→ニュータウン
②管理された空間・時間・・・子育て・保育・教育
・トラブルの経験を失う

■熊取町の調査より
「子どもに一番身に付けさせたい力は(幼児期)
・人と関わる力 324人(51%)
・基本的な生活習慣 261人(41%)

■保育園・幼稚園の現代的意味
・共働きの親のための保育園、小学校入学前準備の幼稚園は過去の話
・「ヒトの人間化のための群れ」づくり
・人間化というもっとも基本的な意味において重要な施設・制度

■傷つき傷つける「ヒト」経験
・幼い「ヒト」は、自らの欲望に忠実な個性的な存在ですから、お互いの衝突も起こり、傷つけ、傷つけられる事もあります。この一見「かわいそうな」現象を伴う切実な経験の中で、人間としての知恵・技術が保育士や教員から与えられるとき、それは「人間」として生きる技術・方法の学びとなるのです。  
Posted by 未来 at 00:05Comments(0)